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2019年留学便り NEW!


林 和岐 (教養学部3年・前列中央)

僕にとってアメリカへの留学は、まさに“life changing”なものであったと言えます。その理由のひとつは、自分とはまったく異なる文化や価値観を持った人々の中で 生活することで、自分の価値観やものの見方も少なからず変化したことです。その一端が、授業に対する姿勢です。留学先の大学の多くの授業では、日本の大学とは比べものにならないほど学生が積極的に議論して いました。その中で、自分の疑問が解消し、また異なる視点に気づくなど、質問や自分の意見を伝えることで学べることがいかに多いかを思い知らされました。 また、人とのつながりの幅が広がったことも自分にとって大きな収穫です。英語もつたない中、慣れない環境で家族と離れて生活する上で友達の存在はとても大きく、留学中様々な面で助けられました。  ともに過ごした時間は短かったですが、今でもそのつながりは大切にしています。

若林 祐貴子(教養学部3年・左)

 留学は普段とは違う環境の中で、自分のことを見直す良い機会になりました。基本的な衣食住から、気候、そして人びとの雰囲気、あとはもちろん言語も違いますよね。 それぞれの違うところを実感し、いいところを取り入れ、改善できる部分を改善しようと思うようになりました。私の中で変化したこととしては「楽しく」やることです。 私からすると、周りにいたアメリカ人の人はみんな楽しそうに勉強でもなんでもやっているように見えて、私ももっと色々なことを楽しもう!楽しくなるように何か考えよう!と思うようになりました。 日本にいてもそうだと思いますが、留学でも自分が頑張った分だけ成長できます。英語に関しても、それ以外での自己の成長に関してもそうです。ただせっかくの留学なので、留学でしかできないことを念頭に 何か頑張ってみるのがいいことではないかと私は思いました。


栗原 菜月(経済学部3年・右)

 留学中は見ること、すること、全てが初めてのことばかりで本当にあっという間の10ヶ月でした。留学は私の考え方や価値観にも影響を与えたと思います。 そしていろいろな経験した中で、自分が特に変わったと思うことは『自分の物事に対する姿勢』です。これまでは勉強・私生活に関しても、常に受け身の姿勢でした。しかし、向こうで暮らすうちに、 勉強では積極的に自分から質問をしないと授業にはついていけない、友達も自分から積極的に話しかけていかないとできない。このような環境で生活を送るうちに何事にも積極的に行動して行く癖がつきました。 これは自分にとって大きな財産になりました。留学は自分を成長させることができたし、すごく濃い10ヶ月でした。私はこのGYプログラムに参加できて本当によかったと思っています。 これからもこの経験を活かし、何事にも積極的に取り組んでいきたいです。

原 さつき(教養学部3年)

 10月の終わりといえば、ハロウィンですね。みなさんは今年何かやりましたか?   日本でもハロウィンの習慣がなじみつつありますが、 アメリカのハロウィンは盛り上りが違います。私が体験したアメリカのハロウィンについてお話します。アメリカのハロウィン。一般的に仮装してお菓子を貰う行事だと思われています。 もちろん小学生くらいの子供たちはそれを楽しんでいますが、大学生にとってのハロウィンとはむしろ恋愛イベントです。 女の子は(やや露出の高い)かわいらしい仮装をし、パーティーでダンスを踊ります。私も参加しましたが、知らない人からもハグをされ驚きました。実際、ハロウィンが終わるとカップルが増える、と アメリカ人の友人が話していました。ハロウィンひとつをとっても、イメージとのギャップに驚かされます。その他にもたくさん想像以上にエキサイティングな出来事があります。 留学に行く方はぜひそうした行事も楽しんでください。


鈴木 友里(教養学部3年・前列右)

 学生の内向き化が紙面をにぎやかす今日このごろ、GYプログラムの一環で約10ヶ月間、アメリカのアーカンソー州に留学してきました。 自然が豊かで、非常に保守的で、各国からの留学生がいる環境で、アメリカの良い面も負の側面も経験することができました。例えば、宗教熱心さや、軍隊への敬意、アメフトの熱狂的な応援や根深く残る人種差別、 東日本大震災を受けて、日本を思いやる気持ちや、被災地支援に対する積極的な姿勢、人々のあたたかさ、などあげ始めたらキリがありません。また外から日本を見てみることで、途上国も含めた各国から留学生と 交流するなかで、ショックも含めた新たな発見、日本人意識の自覚など、様々な角度、立場からものを考えられるようになりました。 さて、この留学で得られた貴重な経験を今後どう生かしていくか・・・どのように社会に還元できるか・・・留学は大きなステップですが、まだまだこれからです。

小口 毅史(経済学部3年)

 私が合衆国・アーカンソーで学んだことを簡潔に表現すると、世界の広さです。高校時代にカナダに住んでいた経験がありますが、 アーカンソーでは人種・宗教・文化・慣習、総てが初めての出会いで、毎日が新しい世界のような、とても刺激的な経験になりました。私たちが普段学ぶ規範的概念も、 異なった角度・多様な見地から考えなおすことで、新たな考察に結び付くことが多々あり、知識を習得することの素晴らしさを改めて実感しました。 勿論、外国での大学生活には多くの困難や苦労が付き纏いますが、国際色豊かな友人たちと共にそれらを乗り越えることで、友情は財産になります。留学には覚悟と勤勉が強く求められますが、 有意義な選択肢だと私は思います。


五十嵐 祐樹(経済学部3年)

 僕が留学で訪れたアーカンソー州は、ニューヨークやロサンゼルスから連想される華やかなイメージとは全く異なる、アメリカを代表する田園地帯でした。 趣味の映画も、車がなければ映画館へいくことが出来ないので、車を出してくれる友達を見つけることから留学生活はスタートしました。自分の地元と似た雰囲気に親しみを感じつつの生活でしたが、 体験することのほとんどが非日常的なものでした。世界中から集まる学生との交流は楽しく、彼らとの交流を通して自分の視野を広げ、この短い留学期間を意義あるものにすることが出来ました。 アーカンソーでいろいろな人たちと触れあい、あらゆる驚きと共に過ぎ去った10カ月間は、世界中にアンテナを張る良いきっかけとなったのではないかと、留学を終えた今思います。

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