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国際開発教育研究センター      

留学便り  2014年8月、GYプログラム5期生14名が米国留学へ出発しました。3つの留学先よりレポートをお届けします。


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GY6期生留学便り
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岡部 優 (経済学部2年/GY5期生・左から2番目)
留学先:アーカンソー州立大学

 ASUでの生活については他の6人に任せることとして、ここではちょっと違ったお話です。私は今までとは全く違った環境に身を置くことで、いろいろと考えさせられることが増えました。自分は何が好きで、何を大切にしてきたのか、自分の弱いところは何なのか…。そして、今までどれだけ他人の力を借りてきたか、改めて実感しています。正直、自分一人で決断して行動に移してきたことなどほとんどなかったように思います。恵まれていることに、こちらでは多くの人の話を聞く機会があります。一か八か日本の大学を辞めてこちらでやり直した人、やりたいことを見つけるためにアメリカの大学を何校もはしごしている人、大学を辞め旅に出ようと考えている人、一度軍隊に入ったもののビジネスの勉強をしに大学入学を果たした人。様々な考えを持つ人たちの話を聞くたびに刺激をうけます。そうしているうちに、“高校卒業は大学生活のスタートで、大学に入ったらその先は就活で…”などのように今まで当たり前としか思わなかった考えが覆されました。周りを気にすることなく、自分のやりたいことに向かって一直線に進んでいる人たちの姿が今では私の憧れです。こちらの生活に慣れつつある今、強く思うことは、自分が本当にやりたいと思うことを優先させるべきだということです。それは他の誰でもなく自分で決めることです。多くの人との出会いが私を成長させてくれています。私にとって留学は自分と向き合ういい機会となっています。







土屋 健太 (教養学部2年/GY5期生・中央)
留学先:ワイオミング大学

  米国ワイオミング州に足を踏み入れ早二ヵ月。今までの人生の中で、これほどまでに、人との出会いに感謝したことはないだろう。外国という慣れない環境の中、私が充実した日々を送ることができているのは、ひとえに数多くの人達との出会いのおかげである。写真は、毎週参加しているビリヤードクラブのものだ。このクラブには様々な国・年齢・学部の人が集まっているため、そこからさらに交流の輪を広げることができる。私は新たに、アルティメットというスポーツ(バスケ・アメフト・フリスビーを合わせたようなもの)にも挑戦しているが、そのきっかけとなったのは、偶然食堂で隣に座った人だった。他にも、週末にキャンプへ連れて行ってくれる人、毎週のように自宅の夕食に招待してくれる人、本当に多くの人達にお世話になっている。しかし、いつまでもこのような受け身のままでいいとは思わない。今後の目標としては、さらに新たなことに挑戦するとともに、自分との出会いが彼らにとっても有意義なものとなるよう、努力していきたい。







遠藤 紗織(経済学部2年/GY5期生・左
留学先:アーカンソー州立大学

 この留学体験記を読んでいるのは留学に興味のある人、あるいは私の知人・友人でしょうか。皆さんに一番伝えたいこと、そして留学生活も残り6ヶ月となった自分への戒めとして記したいことは、目的意識をもって生活することの大切さです。これは別に留学している人にのみ当てはまることではありません。誰もが日々生活していく中で重要なことだと思います。しかし概して新生活や新たな試みというものは私たちに多くのことを教えてくれます。喜びや戸惑い、周りへの感謝の気持ちや自分への失望など。順調な時もあれば、全てが上手くいかないときもあります。そんな時誘惑や煩悩に打ち克てず、自分のやらなければならないことから目を背けてしまいがちだと思います。けれどもこれは留学という限られた時間の中では命取りになりかねません。私の場合、この留学の第一の目的は英語力の向上です。将来の夢に必要となるからです。ASUに来てからは、こちらで出来た友人とダウンタウンに遊びに行ったり、フットボールの試合を観戦したりと大変充実した日々を送っています。しかし時々失敗を恐れて発言を控えたり、簡単に意思疎通できることを求めて日本人とずっと一緒にいてしまうことがあります。これはただの保身だったと少し反省しています。今後は留学でしか体験できないこと・学べないことを大事にしながら臆せず行動し、より一層充実した生活を送りたいです。





齋藤 綾の(経済学部2年/GY5期生・左)
留学先:アーカンソー州立大学

 アメリカに来て間もなく三ヶ月が経ちます。英語に対してはまだまだ不安がありますが、そんな不安の中でも積極的に挑戦することの大切さを、これまでの生活を通して学ぶことが出来ました。音楽が好きな私は、現在女性合唱のクラスに参加しています。大学内の案内所で情報を集め、教授のもとを自ら訪れ何度も質問をした末、参加を決めました。始めは授業のシステムも分からず不安も大きかったのですが、女声合唱への参加を決めて本当に良かったと思っています。現在はラテン語の歌詞に苦戦しながらも、コンサートに向けて楽しく練習に励んでいます。また、ルームメイトとの関係も、初めは自ら声をかけるのが不安で、相手が話しかけてくれることを待っている状況でした。しかし些細なことでも質問すると親切に教えてくれ、次第に打ち解けることが出来、好きな音楽の話をしたり、ルールの分からない私に説明を加えてくれながらフットボールを一緒に観たりと、とても充実した生活を送っています。自分から心を開かなければ、相手も心を開いてくれないという当たり前のことも、言語に自信がないことで出来ていなかったのだと感じました。クラスメイトや教授とのコミュニケーションも受け身の姿勢では前に進みませんが、自分の考えを伝え、相手のことも精一杯理解しようとすることで、その分だけ学びや関係を深めることが出来ると改めて感じました。残りの留学生活も積極的に行動し、今しか得ることが出来ない経験や知識をしっかりと吸収したいと思います。





白澤 佑起(経済学部2年/GY5期生・左上から4番目)
留学先:ワイオミング大学

 アメリカに来て約2ヵ月が経ちました。来たばかりの頃はアメリカの文化、生活なので戸惑いが多かったですが、段々と慣れ、こちらでの日常というものができてきました。しかし、毎週のようにあるテストや課題のおかげもあってか、毎日のように図書館通いです。日本にいたころとは少し変わったかなと思いますが、それぐらいしないとこちらの勉強についていけないのが現状です。そんな勉強生活の中で週末というのは最高の日です。友達とどこかに出かけたり、イベントに参加したりと、楽しいことが待っているので日々の勉強も頑張れます。日本にいたころよりもメリハリのついた生活をしている気がします。  なかなかうまくいかない場面も多々ありますが、このアメリカの地で残り約7ヵ月を思いっきり勉強して遊んで来ようと思います。





小嶋 早智 (教養学部2年/GY5期生・中央)
留学先:ワイオミング大学

アメリカに来てから2か月が経ちました。日本では、普段の生活で人種を意識することはあまりありませんでしたが、アメリカに来て私はアジア人・日本人であるということを感じるようになりました。授業中も「ああ、この教室には私を含めてアジア人が二人しかいない」などと無意識に考えていることがあります。おそらくこの人種を意識する感覚は日本で体験することはできなかったと思います。しかし、人種が違うからと言ってそれが人の中身まで決めるわけではありません。人種が異なる友達と話をして同じような感覚で笑ったり驚いたりする時、人間の中身はそれほど変わらないのだということに気づかされました。また、こちらの学生の授業を受ける態度はとても真面目です。まず授業中に寝ている人を今まで一回も見たことがありません。ディスカッションも本当に積極的に、皆参加します。授業ごとに課されるリーディング課題の量もとても多く、毎日の予習が大変です。平日は勉強をしっかりこなしますが、金曜日の夜・週末は思いっきり遊びを楽しみます。パーティーに参加したり、アメフトを観戦したり、ワイオミング州内にあるイエローストーン国立公園を訪れたり、周辺にある山にハイキングに出かけたりと、毎週のように遊びに行っています。このように勉強も遊びも充実した生活を送っており日々やりがいを感じています。



奥野 優人(理学部2年/GY5期生・左)
留学先:アーカンソー州立大学

 渡米してから早くも3か月が過ぎました。やっとアメリカでの生活へ慣れ、落ち着いて生活を送ることが出来るようになりました。アメリカの授業スタイルは聞いていた通り、毎回の小テスト、宿題ととてもやるべき課題が多く、日本とは違い継続した勉強が必要です。勉強のための設備も充実しており、授業後は毎日図書館へと足を運んでいます。しかしその分授業から得られる知識の量も多く、とても充実しています。勉学以外には毎日ジムに通いトレーニングやサッカーをし、また日本でやっている合気道の道場が学外にあり、そこで稽古に励んでいます。アーカンソーは自然が豊かであり、日本とは違い運動と勉強に専念することが出来、毎日がとても充実しています。残りの留学生活を悔いなく過ごせるよう、チャレンジしていきたいと思います。





金城 花蓮 (経済学部2年/GY5期生)
留学先:アーカンソー州立大学

ある日、アメリカでぎっくり腰になりました。ぎっくり腰は英語で’strained back’というらしいです。腰を痛めた方ならわかると思いますが、とても辛いです。一日動けずベッドで横たわっていました。そんな中、不幸中の幸いが四つありました。まず一つは保険に入っていて医療費がかからなかったこと。二つめは大学の日本人アドバイザーの方が付き添ってくださったおかげでなんなく診療を終えられたこと。三つめは診察の際の英語が’posture’やら’bend my back’などと普段言い慣れていないものばかりで新たに勉強になったこと。四つ目はGYのメンバーを始めとして皆が優しかったこと。人のやさしさが身に染みました。そんな風に、留学してきてからは何もかも―買い物や食事といった生活に必需なことすらも―が新しい学びを与えてくれます。 留学して感じたことはたくさんあります。月並みですが異文化、英語でのリアルなコミュニケーションを経験できます。特に思うことで言いたいことはアメリカに来てみたって勝手に英語できるようにはならないし感じようとしなければ何も感じないってことです。結局日本と同じで能動的に学ばなきゃ、動かなきゃいけないと留学に投資した分はペイされないでしょう。でももし積極的に動く勇気と学ぶ意思があるなら留学は絶好のチャンスだと感じます。生活してみなければわからないことがたくさんあって面白いです。私たちは合計九か月とちょっとアメリカに滞在予定ですが、もっと期間が長くてもいいと思うくらい。アメリカでの日々を引き続き大切に過ごそうと思います。



吉村 陸(教養学部2年/GY5期生・右)
留学先:アーカンソー州立大学

渡米をしてから3ヶ月近くが過ぎ、やっとアメリカの生活に慣れてきました。最初の頃は、相手が何を言っているのか分からないことが多く、笑ってその場に合わせてしまいがちでした。留学前、留学してからつい最近までは「行けば何かが変わる」とか「実際なんとかなる」なんて思っていました。しかし、分からないことをそのままにしていたことで、課題が中途半端になってしまい、授業で教授やクラスメイトに迷惑をかけてしまいました。その時に、自分が分からないことを安易にしてしまったことを深く反省しました。質問すれば、教授はしっかり話を聞いてくれますし、クラスメイトもわかりやすい言葉で助けてくれます。文化や生活環境が異なるのに、言葉を発さずにコミュニケーションをとることはできないという当たり前の事を考えていませんでした。  今では、積極的にコミュニケーションをとるようにしていますし、冗談を言えるようにもなりました。クラスに行けば毎日のように「昨日は何をしていた。」と聞かれますし、最初の頃に比べ緊張せずに生活できているように思います。留学期間も残り6ヶ月ほどになりました。長期休暇もこれからですし、イベントもまだまだたくさんあります。ASUではあまり遠出はしないのですが、長期休暇を利用してアメリカを旅したいと思います。「アメリカは広く、地域によって考え方や生活が違うから楽しいよ」と年配のクラスメイトに教えてもらいました。あっという間に終わる留学生活を最高のものにしたいと思います。








笹生 彩 (教養学部2年/GY5期生・右から2番目
留学先:アーカンソー州立大学

日本を発ってからもうすぐ三か月。アメリカに来たばかりの時は、ハンバーガーを頼むのにも緊張していた英語も、最近では友達との会話のジョークを楽しめるくらいになってきたと実感しています。私の留学先のASUでは、図書館が深夜一時まで開いていたり、学校内にジムや温水プールがあったり、アメリカ人の寛大さと優しさに気づいたりと、三か月たった今でも日本との違いに日々驚かされています。 こちらの大学の授業は、講義の他にグループワークやディスカッションなどを取り入れる教授も多く、教科書をしっかり予習していかなくてはいけません。勉強はとても大変ですが、アメリカの学生は自分の将来についてのはっきりとしたイメージを持っていて、そのために勉強している人が多いのだということに気づかされました。その影響からか、私も自分自身の将来のことなどについて真剣に考えるようになり、留学してよかったなと感じます。 早いもので留学期間は残り6か月ですが、これから私はもっと積極的に英語を話す環境に身を置くようにしたいと考えています。学校内のイベントに参加したり、アメリカ人の友人に積極的に声をかけて一緒に勉強したり遊んだり、まだまだできることはたくさんあると思います。日本に帰るときになって後悔することの無いよう、日々の貴重な時間を大切にして毎日を過ごしたいです。



加藤 みつき(経済学部2年/GY5期生・中央)
留学先:ワイオミング大学

ワイオミング大学に来て初めて受けた抜き打ちテスト(pop quiz)。これは言い訳に過ぎませんが、広い講義室での授業、先生は教室中を歩き回りながら流暢に話し、ときに生徒が発言し、またあるときには先生はホワイトボードにすらすらと筆記体で何か書いていく…私はそのほとんどが理解できていませんでした。このときの私がテストを受けているときの気分と言ったら、筆舌に尽くしがたいものでした。初回のテストが返されたとき、覚悟はしていたものの、やはりひどく落ち込みました。とぼとぼと寮の自室に戻っている途中、エレベーターに乗り合わせた人が”I like your shoes.”と声をかけてくれました。その言葉を聞いた途端、私の顔はぱあっと明るくなりました。 アメリカに来て一番戸惑いを覚えたことは、ここで出会う多くの人がとても気さくな人で、店員さんにまでいろいろな質問をされるということでした。英語を使うことに今よりももっとどぎまぎしていたころはこの気さくさが有難迷惑だと思っていたことが多かったです。しかし、二ヶ月が経過した今、このような優しさなしでは乗り越えられなかったことも沢山あったなというように感じています。言語や体格の違いというビハインドはあっても、日々の授業に、学生団体、女子ラクロス部での活動だけでなく、友達との生活をもこれから更に充実させていきたいです。





片島 なつみ (教養学部2年/GY5期生・右)
留学先:ネブラスカ大学オマハ校

私はオマハにきたその日から日記をつけているのですが、それによると早いもので38週分の11週目の留学生活を終えようとしています。学校から配布された見開き一週間のスケジュール帳に書き込んでいるのですが、留学生活途中の今でさえ見返してみるとあらゆる出来事や感情が懐かしくも鮮明によみがえってきます。正直に言うと、楽しいことよりもうまくいかなくて辛いことや英語をうまくしゃべることができない悔しさを感じることのほうが多く、今まではあまり納得のいかない日々を過ごしてきました。しかし、Good morningからGood nightまであらゆる会話を英語でしなければならない自分の状況は非常に特殊で恵まれていることだと実感しています。この恵まれた状況を更に意味のあるものにするためには、自ら行動を起こす積極性とその行動に対して臆病にならないことが重要であると感じます。 アメリカには様々なルーツを持ったアメリカ人や全く違うバックグラウンドを持った留学生がたくさんいます。彼らの多様な文化に気づかされると同時に、どれだけ国籍が違ってもみんな基本は普通の“人間”であることには変わりないこともわかりました。私のこれからの留学生活は、埼玉大学の生活ではまず出会えない“人間”との関わり合いが一つのテーマとなりそうです。


金子 万次郎(教養学部2年/GY5期生)
留学先:ネブラスカ大学オマハ校

オマハに来て3か月が経ちました。日本とは全く違う環境、さまざまな国から来た人々に出会っています。オマハの好きなところは、夕日が綺麗なところ。キャンパスは少し小さめだそうですが気に入っています。生活は大変です。それはやっぱり英語の能力が足りないからでしょう。もっと英語を話せたら、聞けたら、どんなに楽しい留学生活かとよく考えます。友達と話しているときは特にそう感じます。生活する中で日本では意識していなかったことや、気づかなかったことが浮き彫りになって溢れてきます。特に、自分自身について前よりも考えるようになりました。自分の嫌なところや足りないところ、好きなところ、以前よりもはっきりとしてきました。悩む時間も多いです。でも、それだけ自分に向き合っています。ムーミンのリトルミイが言った、心に残った言葉です。「逆よ、全く逆よ。自分と向き合うにはひとりになるんじゃないわ。いろんな人と関わりあうのよ。・・・自分の知らない、自分を知らない人たちと関わりあうのよ。見えてくるわよ、本当の自分が。」留学を勧めてくる人たちは、ためになるという言葉を使います。アメリカに来る前はよく理解できませんでしたが、いま少しわかってきているみたいです。自分なりの解釈ですが。







西澤 磨音(教養学部2年/GY5期生・中央)
留学先:ネブラスカ大学オマハ校

残りわずか、7か月になろうとしています。
英語は大親友。しかし、親友になってもなお毎日新しいことを教えてくれるのが英語。それは日常会話や盗み聞きからの発見、講義で教授たちが何気なく使う表現から。言い回しがわからないときや、後々いい表現が頭に過ったときもまた然り。兎にも角にも実際の英語に触れられる環境にいるからこそ。しかし、日本での下積みがあるから学べることも多い。日本でリスニングの勉強を怠っていれば、盗み聞きすることすら厳しい。日本で勉強した熟語や単語、特にスラングが通じた時の嬉しさは計り知れない。そのため、日本にいても外国さながらの語学体験ができるEnglish Resource Center (ERC)の活用は有意義である。留学に限らず、海外に行く予定のある方、英語を練習したい方にはぜひご検討いただきたい。 学びつくすことは難しい。だから常に貪欲に、知らない知識を埋めていく必要がある。それが学問であり、英語に限ったことではない。大学生の醍醐味は学問することであり、学べることを全て吸収することにある。そんな姿勢をアメリカの大学生から感じる。講義の中には質疑応答を中心にしたものもあり、講義毎の予習は欠かすことができない。テスト前でなくとも予習のために徹夜することも多々。
そんなアメリカ生活です。


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