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国際開発教育研究センター      

留学便り  2019年GY9期生からのレポートをお届けします


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GY9期生留学便り


藤井 桃子 (経済学部2年/GY10期生)
留学先:アーカンソー州立大学(アメリカ)

私は現在、アメリカのアーカンソー州立大学に通っています。留学が始まってから5か月間、非常に充実した日々を過ごすことが出来ました。渡米した当初は環境や出会う人、大学の授業など全てが新鮮でめまぐるしく日々が過ぎていきました。英語力にあまり自信が無く、人に話しかけるのも得意ではなかったのですが、勇気を出して積極的に友達を作り、アメフトの試合観戦に一緒に行ってルールを教えてもらったり、近くのアウトレットモールで一緒に買い物をしたりして楽しむことが出来ました。アメリカでの生活に慣れてくると、友達との会話で自分の英語が通じなかったり、課題をこなすことだけで精一杯になったりして、気分が落ち込んでしまうこともありました。しかし、アメリカ人の友達がポジティブな言葉で励ましてくれたり、同じ留学生と悩みを共有し合ったりして、辛い時期も乗り越えることが出来ました。大学での授業は、日本よりも参加型・少人数の構成で、発言を求められる機会が多いと感じます。もともと私は人前で話す事に苦手意識があるため、今でも緊張しながら受けていますが、その分自分の成長を感じられたときはとても嬉しいです。自分の専攻分野である経済・経営の授業はもちろん、その他の授業でも毎回新しい知識を身に付けることができ、学ぶことに対する楽しさを感じることが出来ています。キャンパスの周辺は観光地や娯楽施設も無いため、休日にする事は特にありません。勉強するか、ごはんを食べるか、敷地内にたくさんいるリスを見るか、といったくらいです。しかし、車を持っている友達に頼んで都会の方へ遊びに行ったり、スポーツが好きな人はジムで運動したり、頻繁に行われるアメフトやサッカー等の試合観戦をする事も出来ます。食堂の料理は種類がたくさんあり、好きな時に好きなだけ食べることが出来るのが良い所だと思います。また、アーカンソー州立大学は留学生が多く、アメリカ人以外の国からの学生たちと親交を深めることができるのも魅力の一つであると思います。互いの国の共通点や異なる点について盛り上がり、すぐに打ち解ける事が出来ますし、文化や人種の多様性についても深く考えるきっかけとなると思います。社会学や歴史の分野でマイノリティについて学んだことはこれまで少なくありませんが、いざ自分がその立場に立ってみると感じ方や考え方も変わってきました。これは日本で生活していたらなかなか経験する事が出来ない事の一つであると思います。残りの期間はもうあと半分もありませんが、英語力の点でも、自らの成長という点でも、まだまだ達成できたことは多くはありません。これまで以上に自分に厳しく、たくさんの事を吸収できるように努力したいと思います。



   















野田頭 真永 (教養学部3年/GY9期生)
留学先:リール政治学院(フランス)

フランスのリールでの留学生活を始めて、はやくも半分が過ぎました。乗り切った(エッセイを全て出せた…)という安心感と共に、授業についていくことがやっとで何もできずに終えてしまったことに焦りも感じつつも、しっかりと冬休みを満喫してもうすぐ第2セメスターが始まろうというところです。ここまでフランスで過ごしてきて、全てが初めてのことで驚くこともたくさんありましたが、全てが新鮮で楽しいことばかりです。例えばフランスは日曜はどこのお店もだいたい閉まります。開いていたとしても午前中のみです。日本のようにコンビニがあって、いつでも欲しいものが手に入るということではありません。利便性には欠けるかもしれませんが、買いだめしておけばいいだけの話で、これは個人や家族と過ごす時間を考えてのことであり、むしろステキなことだと思います。また、今フランスはストライキ真っ只中で、約30年ぶりの大規模なストライキだそう…ストライキと聞くと、危ないというイメージに連想されがちですが、フランスでは自分の意見を訴える重要な政治的ツールのひとつ。若者からお年寄りまで、全員でストライキに参加し、政治的意見を訴えます。今はストライキが長引き過ぎて問題にもなっていますが(笑)、国民全員が政治参加意識を持っているという点では学ぶことがあると思います。このほかにも、発見や驚きは日々尽きません!!楽しいことがある一方でフランス語も英語もなかなか上達しないという悩みももちろんありますが、めげている時間がもったいないのでさらに精進するのみです!!どっちも話せるようになりたいっていうのは、欲張り過ぎだと言われますが、私は欲張ってどっちも身につけたい!前期はあまり留学生やフランス人学生と話す時間がなかったように思ったので、もっといろんな活動やイベントに積極的に参加して、話す機会をつくってチャレンジしていきたいと思っています。つらくなったときは、ワインとチーズ。これさえあれば元気になれるし、間違いない!!この2つを携えて、残り半年邁進していきます!






神部 優衣(理学部・生体制御3年/GY10期生
留学先:マサチューセッツ大学ボストン校(アメリカ)

 留学してから早3か月が経ち、シドニーでの生活も残り1か月となりました。最初のころは英語での会話がうまくいかず、現地の学生と友達になれるのか不安に思う日々を過ごしていました。留学前、先輩の留学体験の中で英語のスピーキングスキルも大事だけど、それと同じくらい、むしろそれ以上に大事なのがコミュニケーションスキルだという話を聞いていて、その時はあまりピンと来ていませんでしたが、いざ留学してみるとコミュニケーションスキルがいかに大事かということを実感しました。自分から話題を振れなかったり、相手の話に対してうまく返せなかったりしましたが、あんなに不安に思っていた自分でも沢山友達ができ、色々な刺激を受けて成長できていると思います。シドニー工科大学には日本に興味を持っている学生がたくさんいます。日本語の授業のお手伝いとしてクラスに参加し、日本が好きだといってくれる学生に出会うととても嬉しく思いました。日本への留学を考えている人もいて、尊敬語が難しいといいながら頑張って勉強しているのを見ると、私ももっと頑張らなきゃと思い、とても励みになりました。私が留学先にオーストラリアを選んだ理由の1つは多文化社会を見てみたい!と思ったからなのですが、私が想像していたよりも本当にたくさんの文化が1つの国に存在していて、学生たちも様々なバックグラウンドを持っていることに驚きました。道を歩いていると英語だけでなく、色んな言語が聞こえてきます。またこちらの大学で出会った友達が自分の好きなことややりたいことに打ち込んでいるのをみたり、友達に将来のことを聞いてみたりすることもあり、それが自分は将来何をしたいのかなど自分自身のことも深く考えるきっかけになったと思います。あと少しで授業が終わり、私は残りの一ヶ月はホームステイをする予定です。残りの期間も楽しく充実して過ごせるように頑張ります!

















小宮 廉 (教養学部2年/GY10期生)
留学先:マンチェスター大学(イギリス)

ビザ発行が出発までに間に合わないかもしれない、無事ビザが下りたのに今度は出発前日にスーツケースの鍵が壊れているのに気づき急遽空港で新しいものを購入……。1年生の冬に留学が決まって以降、家族や先生方を含め多くの方に支えられ、そしてご迷惑をおかけしつつ漫画のようなドタバタの中でここマンチェスターに降り立ってから約5ヶ月が経過しました。今振り返ってみるともっと長い時間をここで生活しているかのような錯覚に襲われます。それほど毎日にその日のハイライトとなるような出来事があり、充実した日々を過ごせているのかもしれません。通常の留学より約1ヶ月早く日本を出て、メインセメスターが始まる前に6週間の語学研修を受講しました。いわゆる4技能をアカデミックライフのなかでどのように使っていくかを学ぶことができ、休暇中の課題などにも大いに役立っています。その分の費用はかかりましたが受講して良かったと感じています。第1セメスターでは、主にマネジメントの授業を受講しました。埼玉大学に入学したころには全く興味の無かった分野でしたが、今ここで学べていることで、描けていなかった将来のビジョンが少しずつ色づいてきている印象です。基本的な授業の進み方やマテリアルが統一されているおかげで生徒たちが授業ごとに勉強のスタイルを変えずに学べるところが日本とは違うのかなとも感じます。自分なりに勉強のスタイルを試行錯誤した第1セメスターでしたが、基本的にはどの国で学んでも「予習・授業・復習」のサイクルが崩れることはないのだなと痛感しています。語学研修のときには周りに中国人しかおらず本当にここがイギリスなのかどうかも疑わしいほどでしたが、メインセメスターが始まり様々なバックグラウンドをもつ人たちと交流しています。主に、所属している大学のハンドボール部のメンバーと、来年日本に留学予定の生徒とのつながりが大きい印象です。特に、週一回の活動やたまにある試合に参加しているハンドボール部ではスポーツ特有の非言語のコミュニケーションでも交流を深めることができ、高校から続けているハンドボールに感謝すると共にスポーツの偉大さを改めて感じました。5ヶ月間の生活を通して成長したことも多くありますが、それと同じくらい反省することもあります。残り約半分となった留学生活を通して更に強い人間になっていきたいと思います。








神部 優衣(理学部・生体制御3年/GY10期生
留学先:マサチューセッツ大学ボストン校(アメリカ)

 アメリカ、ボストンでの留学生活が始まり約5か月が過ぎました。正直、秋セメスターはとにかく授業についていくのに必死で、授業以外のことがあまりできませんでした。アメリカには3回ほど、観光として来たことがあり大体雰囲気はどんな感じかというのは分かっていると思ってはいたのですが、やはり観光として来るのと、一人でアメリカに住んでアメリカの大学に実際通うことは全く異なり、勉強以外でも色々なことに悩み、正直この5か月間は苦しい時間の方か多かったです。しかし、それも含めて貴重で良い経験を沢山することができました。自分の甘さと、自分はたくさんの人に支えられていることを痛感しました。ボストンは、東京のように都会で、基本的になんでもある街なのでとても便利です。また、ニューヨークやトロントも近いので観光には苦労しません。さらに、ハーバード大やMITをはじめとした有名な大学が沢山あり、さらに日本企業も沢山あるので、日本を含め世界中の国々から様々なバックグラウンドを持った人達が集まります。日本にいたら出会えないような、様々な人々と出会い、お話を聞くことはとても良い刺激になります。秋セメスターは、生物系の授業を3クラス履修していて、全て講義と実験の2つで構成されている授業でしたが、普通の講義だけの授業と比べて授業時間もテストの量も約2倍で本当に大変でしたが、同じ生物系の勉強をしている人たちと出会え、その人たちの考え等を聞けたことはとても良かったです。また、春セメスターでは秋セメスターで履修していた1つのクラスの先生が、研究室に招待して下さり、生物系の研究に関して少し手伝いをさせて頂けることになりました。ボストンの研究がどんな感じなのかを知ることは、留学でやりたかったことの一つなのでとても楽しみです。また、ボストンの最大の利点は、とにかくいろんな人に出会えることだと思います。秋セメスターは授業のこと以外があまりできなかったので、今回の春セメスターはとにかく色々なことにチャレンジし、もっとたくさんの経験をしたいと思っています!





この写真は日本語クラブで茶道のパフォーマンスをしたときの写真です。何かイベントを運営するのは初めての経験だったので大変でしたが、楽しかったです。
















祐川 千紗(教育学部2年/GY10期生)
留学先:VIA大学(デンマーク)

留学がしたい、行くなら小さいころから憧れていた北欧に行きたい。そんな気持ちだけでデンマークへの留学を決めました。ですが今はデンマークに行って学べて、本当に良かったと思っています。そのくらいデンマークで過ごした5カ月間はとても濃くあまりに一瞬で、自分の大学生活や今後の自分の人生に非常に影響を与える出来事になりそうです。私は、埼玉大学では小学校教育を学んでいますが留学先では幼稚園教育を重点的に学びました。デンマークの大学での授業は興味深いものばかりで自分の考えをうまく表現することが求められています。言葉で表すことはもちろんですがレゴブロックを使って自分の理想の教育環境を表すなど、デンマークならではの授業形式でも学ぶことが出来ました。また理論と実践を結びつけることが重要視されているデンマークの教育学部の課程では実習が非常に多く、5カ月間のうちの2カ月以上は幼稚園でインターンをします。大学のクラスではわからないことがあれば友達同士で確認していくことも可能ですが、学生が一人しかいない幼稚園でしかも子供たちのほとんどは英語を話すことができないという環境で自分が過ごしていけるのかが、留学の中で私が最も不安だったことです。しかしインターン中は言葉の壁を感じさせない子供たちとの遊びにたくさん救われ、さらに大学の授業から学んできたことをすぐに実践していける環境があることがとてもありがたく思いました。大学のクラスメートと同じ寮に住んでいるため日々の会話な中から次の日の子供との関わり方のヒントを得たり、各国の教育環境について意見交換をしたり、自らの学びにどっぷり学べる空間が整っていました。
デンマーク人はおせっかいすぎるほど世話焼きが多い、と出国前に本で読んでいたように私の留学生活はデンマーク人教授や子供、友達のたくさんのサポートがなければここまで充実したものになってはいなかったと思います。自分の留学に携わってくれたすべての方々に感謝するのと同時に、あのころ留学先の第一志望の欄にデンマークと書いた自分を心から褒めたい気持ちでいっぱいです。デンマークで学んだ幼稚園教育をどのような形で日本の学びと結びつけるかはまだ未定ですが、決して無駄にしないように今後も頑張っていきたいです。





宮澤 真理(教育学部3年/GY9期生
留学先:トリノ大学(イタリア)

 美味しいものに囲まれて、留学できたら幸せだな。そんな考えでイタリアに到着してから5ヶ月が経ちました。さすが美食の国というだけあって、何を食べても美味しいし、スーパーで生ハムもチーズもワインも格安で手に入る、食べて飲むことが好きな人にとって魅力しかない国です(しかしイタリア人はスタイルが良くて羨ましいです、、、)。
イタリア語は、ほぼ何もわからないまま来てしまったので、最初はジェラートの頼み方もわからず、指差しで頼んでいました。当然、言葉の壁に悩むことは多く、さらに、自分が外国人、アジア人でマイノリティであるという感覚に慣れるまでに時間がかかり、辛いと感じることも多くありました。また、授業は全て英語で受けていますが、マスター向きのものばかりなので、想像していた以上に分量が多く、終わらないレポートに追われたり、求められる知識量についていけなかったり、勉強面でも苦しいことが多くありました。結構、こういうときに周りの人と比べてしまって、落ち込みました。そんな時は、友達に話してみると自然と楽になりました。意外と友達も悩んでいたり、自分では考えてもいなかったようなポジティブな言葉をかけてもらえたりします。人の良いところは取り入れたり、環境に適応することはもちろん大切ですが、環境が変わっても自分らしさを忘れないことも必要だと思います。なんでもとりあえずやってみよう、という思考のせいなのか、たった5ヶ月で、おそらく人の2倍はトラブルを経験しているのですが、そんな経験もめったにできなかったことだと思うと、貴重で、自分を成長させていく一つの要素になるのかなと思います。生半可な気持ちでなんでも適当にやればいいというものではないと思いますが、例えば留学自体も、行ってみた結果が、思いもしなかった行動や考えのきっかけになることってあると思います。それだけ見るもの知ること経験することが沢山ありました。
是非これから留学に行かれる方も沢山のものを見て、感じて、楽しんできてほしいと思います。
















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