·        ポリロタキサンとナノセルロースを含む高分子複合材料を用いた制振材料の開発

地震災害時の振動抑制,冷蔵庫などの家電による低周波の防止などに制振材料が活用されている.導電性粒子を含む高分子複合材料由来の制振素材は,振動エネルギーを電気エネルギーを介して熱として放出する機能を有することが知られる.

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 本研究では,マトリックス高分子にポリロタキサンとナノセルロースを含み,更に導電性粒子として配向した単層カーボンナノチューブを含む,新規の制振材料候補物の開発を志している.

 

研究担当者: Rokibul Hasan Rumon 品榕奈良 知叡

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K. Xu, K. Harada, P. Chu, A. Fujimori, Adv. Compos. Mater., 2023, 30, in press (DOI: 10.1007/s10443-023-10137-5).

K. Harada, P. Chu, K. Xu, A. Fujimori, Polym. Compos., 2023, 44(5), 2977-2987.

K. Xu, K. Harada, T. Hayasaki, AA. Almarasy A. Fujimori, Polym. Compos., 2022, 43(6), 3457-3470.

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