·        /水界面場を用いたナノセルロースの新規調製法提案と可溶性デンプン組織化膜の創出

デンプンは不溶性の高分子である.従って,水面上単分子膜/Langmuir膜の展開溶液を調製することが出来ず,実質的に「デンプンのLB膜研究」を遂行することは極めて困難であると言っていい.

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 本研究では,可溶化処理を施したデンプンを用いて,初めてのデンプン界面膜の創出に挑むとともに,単量体が構造類縁体であるセルロースにも着目し,気/水界面場を用いた新しいセルロースナノファイバーの調製法の提案に取り組んだ.

研究担当者: 中田 遼真

List of achievements

1.     Fabrication of Cellulose Nanofibers by the Method of Interfacial Molecular Films and the Creation of Organized Soluble Starch Molecular Films.

Yokoyama, T. Ohashi, N. Kikuchi, A. Fujimori, Colloids Surf. A, 2022, 643, 128784.

 

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