生活を見つめ、未来の暮らしを創る

 家庭科は「私たちの未来の暮らしを創る教科」です。自分の暮らしは周りの人と協力しながら、自分自身の力で創っていくものです。そのためには、生活するために必要とされる知識や技能を習得すること、社会と生活・人との関わりについて学び考えること、生きていくために自分が何を大切にするのか見極めることが必要です。

 家政学は生活に関わる食物、被服、住居、家庭経営、保育など様々な領域からなっています。4年間でこれら全ての領域について広く学び、特に3、4年次には自分の興味のある分野についてさらに深く学ぶ家政学演習・卒業研究に取り組みます。

 卒業研究は学ぶということ、論理的に考えるということを、身をもって理解する大切な機会であり、皆さんのその後の生活において、大きな自信と誇りになるでしょう。自分の暮らしを創ること、家庭科という教科を教えることについて学んでいきましょう。

教員紹介

在学生の声

4年生

写真

 みなさんは生活の中でなにかに失敗したけれどその理由が分からなかった、という経験はありませんか?私は授業で砂糖や卵の特製を学んでからお菓子作りで同じ失敗をしないようになりました!家政専修の授業は誰もが関わる生活と結びついた内容がほとんどであり、実生活で「なるほど!」と納得できるところが魅力だと思います。

 私たちの生活に関わる内容を幅広く学び、食物、被服、住居、家庭経営、保育において様々な授業や実験・実習を通して家庭科の知識を身につけ、家庭科の授業づくりへとつなげます。


3年生

写真

 家庭科というと調理や被服製作等が得意な人と思うかもしれません。勿論、実習や実験を通して技能の獲得にも励みます。何より、生活を科学的に探究したいという気持ちを強くもつことこそが、私たちの共通点です。日々の生活や社会に正面から向き合い、生活を創り出す面白さを子どもたちにも感じて欲しい、そんなことを思いながら、体験的な学びを取り入れた授業づくりに努めています。

 皆さんもここの一員となり、共に学んでみませんか?