環境汚染物質評価のための迅速分析手法の開発

環境影響評価のための有害汚染物質の濃度測定には、高度な分析技術を要する。特に、大気環境中に存在する粒子状汚染物質の成分分析には、捕集、抽出、前処理、分析といった煩雑な手順が必要となる。当研究室では、これら汚染物質の簡便かつ迅速な分析手法を開発し、環境中の汚染物質の動態(生成や消滅)を高い時間分解能で把握することを目指している。また、大気中の粒子汚染物質を捕集する際のガス成分の人為的誤差(アーティファクト)などにも着目し、正確な濃度測定のための評価検討も行っている。


大気中粒子状汚染物質に含まれるPAHの従来分析法


PAHに対する簡易迅速分析手法の開発


慣性サンプラーとフィルター上に捕集された超微小粒子


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