大気エアロゾルの生成機構解明と発生源寄与率の評価

大気中の粒子状汚染物質には、燃焼等により直接排出される一次排出粒子に加え、大気中の光化学生成によりガス状成分から二次的に生成する粒子状物質も存在する。これら二次生成粒子の生成においては様々な環境条件が影響する。当研究室では光化学チャンバーシステムを用い、様々な環境下における粒子生成プロセスについて検討を進めている。また、フィールド観測により得られた各種成分(炭素成分、イオン成分、金属成分、指標物質)を用いることで、各地域における粒子状汚染物質の発生源割合をモデル的に推定する試みも行っている。


粒子生成評価のための光化学チャンバーシステム


成分分析結果を用いた発生源寄与率推定のイメージ


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