NEWS

2018.12.25()更新

第2回彩の国女性研究者ネットワークシンポジウムを開催しました

12月21日(金)、本学総合研究棟シアター教室において、「第2回 彩の国女性研究者ネットワークシンポジウム ~埼玉県の女性研究者・技術者の活躍推進と次世代育成に向けて~」を開催しました。
「彩の国 女性研究者ネットワーク」とは、ネットワーク参画機関が相互に協力・連携して、女性研究者・技術者が活躍しやすい環境作りに寄与することを目的として、平成29年度に立ち上げたネットワークです。

本シンポジウムには、本学教職員・学生だけでなく、他大学の方々や、民間機関・公的機関の方々等、合わせて143名の来場者が集まりました。

来場者でいっぱいになった会場

山口宏樹学長の開会挨拶に続き、学長特別賞「みずき賞」を受賞された理工学研究科川合真紀教授のスピーチが行われました。

※「みずき賞」は、教育研究活動に顕著な功績を残し、かつ女性研究リーダーとして活躍する自然科学系の女性研究者を学長が表彰するものです。

 

第1部では、「次世代育成のための機関紹介」と題し、彩の国女性研究者ネットワークに参画する6つの機関「大正製薬株式会社、公立大学法人埼玉県立大学、埼玉県産業技術総合センター、日本信号株式会社、シチズン時計株式会社、ボッシュ株式会社(発表順)」の方々にご登壇いただき、機関のご紹介、研究者としての働き方、研究内容などについてお話いただきました。第一線で活躍する研究者からの進路選択・キャリア形成に役立つ様々な事例を、多くの学生が熱心に聞き入っていました。また発表の後の質疑応答(パネルディスカッション)では、学生からの質問に加え、研究者の皆さまから、若手へのメッセージが伝えられました。

第1部の質疑応答(パネルディスカッション)

第1部終了後には、ラウンジにてコーヒーブレイク&ポスターセッションが行われました。ポスターセッションでは、若手研究者が最新の研究成果を発表しました。コーヒーや紅茶を飲みながらのリラックスした雰囲気の中、発表者へ積極的に質疑応答が行われ、研究者どうしが互いに交流を深める機会となりました。

ポスターセッション会場にて

第2部では、彩の国女性研究者ネットワークに参画する「埼玉県農業技術研究センター」「国立研究開発法人理化学研究所」「公立大学法人埼玉県立大学」「埼玉大学理工学研究科」の研究者の方々による、研究についてのご発表が行われました。
専門的なお話を分かりやすく解説していただき、「多様な研究内容が聞けてよかった」との声も聞かれました。
彩の国女性研究者ネットワークには、現在、16の機関が参画しており、各機関には多くの女性研究者が活躍しています。今回、各機関の研究者・技術者の方々にご協力いただき、「彩の国女性研究者ネットワーク 研究者・技術者紹介集」を作成しました。ネットワークに参画する研究者・技術者の皆様の交流のきっかけとなるよう、会場の皆さまに配布しました。

約3時間30分に及んだシンポジウムは、大盛況の内に幕を閉じました。

ご来場いただきました皆様、開催にあたりご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。