「専攻の選択が入学後という点に魅力を感じたから」
人文社会科学研究科文化環境専攻 修士2年

はじめまして。人文社会科学研究科文化環境専攻、修士2年の喜多春月と申します。埼玉大学教養学部出身で、現在は芸術作品とその展示環境との関係について研究を進めています。

教養学部に入学したのは、専攻の選択が入学後という点に魅力を感じたからです。授業が面白かったのと、中学・高校と美術部に所属していて美術が好きだったことを理由に、最終的には芸術論を専攻にしました。

〈写真1〉Dyess Colony Museum内で仲間と撮った集合写真

学部3年次に進学か就職かで悩んでいたときに、アメリカの博物館で1ケ月間インターンができるという企画を学内の掲示板で見つけ、参加しました。〈写真1〉は、Dyess Colony Museum内で仲間と撮った集合写真で、メガネをかけているのが私です。

〈写真2〉英語の配布資料を日本語に訳している様子

〈写真2〉は、Hemingway-Pfeiffer Museumで英語の配布資料を日本語に訳している様子で、水色のカーディガンが私です。平日の午前中はアーカンソー州立大学の語学学校、午後はインターンという生活をしていて、休日は〈写真3〉のような大学の行事に参加したりしていました。

〈写真3〉大学の行事

結局、自分の努力不足をアメリカで思い知ったのですが、そのことが大学院進学への決意につながりました。進学後は、念願だった国内の美術館でのインターンに参加し、成人向け講座の配布資料作成〈写真4〉を担当するなど、充実した学生生活を送っています。

〈写真4〉成人向け講座の配布資料作成

このホームページを見ている方の中には、進路に悩む中高生の方もいると思います。まずは「自分は将来どんなふうになりたいか」を考え、そしてそれに向かって努力していけるような環境を選択してください。応援しています!