2023年2月10日・11日、埼玉大学総合研究棟1号館シアター教室にて、ドキュメンタリー映画「ニューヨーク公共図書館　エクス・リブリス」の上映会を開催しました。

映画は、約3時間半にわたる長編ドキュメンタリーで、地域に密着した多様な住民サービスを展開しているニューヨーク公共図書館の活動の細部が描かれていくもので、午前、午後の二部にわけての上映を実施しました。また上映会終了後には、両日とも、参加者の感想共有、意見交換の時間を設け、映画を観て感じたこと、公共図書館の果たす地域での役割や可能性などについて話し合うことができました。

◆参加者の感想

・映画の中で、「教育と情報へのアクセスが不平等を解決する」との発言があり、たとえ解決とまでいかなくとも不平等に立ち向かうものであるし、その想いや考えが大切だと思いますし、そうした想いを持って、図書館で多くの方が働いているのではないかと感じました。

・知的興味がわいてくるすばらしい映画上演の企画をありがとうございました。身近に教育力のある、文化的施設があることが、地域の人々の生活の質をあげていくものと確信しました。

・図書館の概念を大きく超える活動の数々。自由度の高さ、大きな可能性をさらに広げて意向という積極的な取組に感銘を受けます。