「講義でインプットしたことを現地調査でアウトプットする」
教養学部 現代社会専修フィールド科学専攻3年

私は教養学部現代社会専修フィールド科学専攻3年の蔵田かおりです。主に地理学を専攻しています。出身高校は広島県立広島高等学校で、部活は中高と弓道部に所属していました。中学・高校の頃は部活中心の生活でほぼ毎日袴を来て練習していました。

本格的に勉強を始めたのは部活を引退した高3の6月からだったと思います。高校の時、世界の地誌を勉強するのが楽しくて地図帳を見ながら「いろんな国に行ってみたい」と思うようになりました。そこで大学進学を考えたときに埼玉大学の教養学部を見つけました。
フィールド科学専攻では大学内の講義だけではなく、長期休暇を利用して現地調査を行う集中講義もあります。私はそれでカンボジアとイタリアに行くことができました。カンボジアではコンポンチャム州の農村に行き、そこに住んでいる農民にインタビューを行いながら医療と生計戦略の調査を行いました。

イタリアではトリノ大学の学生との交流やトリノの都市と農村の街並みの調査を行いました。下の写真は都市と農村の写真を並べてみましたが同じイタリアでも全く違う景色があることが分かります。

こうして大学内の講義でインプットしたことを現地調査でアウトプットすることで深い学びができ自分の世界が広がると思います。大学で海外留学をする人もたくさんいますが、こういった形で授業として海外に行くことができるのも教養学部の強みです。
大学での4年間は自分の好きな授業を受けることができるので、学びの方法は自分次第で無限にあります。みなさんも埼玉大学に入って自分の好きなことを自由に追求する楽しさを味わってみてください。