埼玉大学における障がいのある学生支援(在学生の方)

入学後の修学上の配慮、支援

埼玉大学では、障がいのある学生が障がいのない学生と同様に、様々な学びの機会に平等に参加し、授業や実験、実習などにおける学びを深めることができるよう、それぞれの方の障害特性や困りごとに応じた配慮をおこなっています。

配慮を希望される方は、所属学部の学部係に、配慮申請書と証明書類等 (医師の診断書**等)を提出してください。審査のうえ、配慮が決定されます。申請されたご本人の了承を得たうえで、配慮がスムーズに行われるよう、結果は、ご本人だけでなく、所属学部や、授業担当教員および基盤科目授業担当教員にも伝えられます。

* 修学上の配慮申請書(在学生用)(xlsx)
** 障害の程度及び必要とする具体的な措置等を記載したもの、発行後6か月以内の原本またはその写し

 

参考)在学中の修学上の配慮申請から決定・通知までの流れ

修学上の支援を受けている学生数

令和2年度 14人
(内訳)
視覚障がい          0人
聴覚障がい          3人
肢体不自由          2人
精神障がい・発達障がい    8人
病弱・虚弱          0人
その他            1人

修学上の配慮の例

【物理的環境への配慮】

  • 車椅子のキャスター上げ等の補助、段差への携帯スロープの設置
  • 図書館やコンピュータ室、実験・実習室等の施設・設備の改善
  •  普段よく利用する教室に近い位置への駐車場の確保
  •  授業の際の座席位置の配慮
  • 使用する教室にアクセスしやすい場所への変更
  • 休憩室の確保、休憩室の確保が困難な場合の臨時休憩スペースの設置

【意思疎通の配慮】

  • 手話通訳、ノートテイク、パソコンノートテイク、補聴システムなどの情報保障
  • シラバスや教科書・教材等の印刷物の、電子ファイルや点字・拡大資料等の提供
  • ビデオ等の視聴覚教材への字幕の付与
  • 事務手続きの際の代筆
  • 手続や申請の手順を矢印やイラスト等で図示
  • 定期試験又は授業関係の注意事項や指示を書面で伝達
  • 授業でのディスカッションにおけるテキストベースでの意思表明の受け入れ

【ルール・慣行の柔軟な変更】

  • 成績評価の配慮(公平性を損なわない範囲での柔軟な評価方法の検討)
  • 学外者の立入り禁止施設等への介助者等(盲導犬・聴導犬・介助検討を含む)の立入りの認可
  • 車両乗降場所の変更
  • 教育実習等の学外実習時の配慮(合理的配慮の可能な機関での実習、実習施設の事前見学、実習授業の詳しいマニュアルの提供等)
  • 外国語のリスニングが必須である授業の他の形態の授業への代替
  • 実験・実習へのティーチング・アシスタント等の配置
  • ICレコーダーを用いた授業の録音の許可
  • サングラス・イヤーマフ・ノイズキャンセリングヘッドフォンの着用の許可
  • レポート提出期限の延長
  • 必要書類やスケジュールの確認の補助
  • 治療等による学習空白の生じる学生への学習機会の提供(補講等)
  • 事務窓口での同行の介助者の代筆による手続きの許可       等々

 

こんなことで困っていたら・・・

大学という環境では、高校までとは異なり自由度が格段に増すため、自己管理が求められます。小学校、中学校、高校では特に大きな問題はなかったけれど、学生生活を送る中で、授業や研究、他者とのコミュニケーションなどにおいて、様々な悩みを抱えられる方は少なくありません。

学生生活に支障をきたしたり、不安や落ち込みが続くなど、それらの困りごとが大きくなってしまった場合には、一人で抱えず、早めに専門機関に相談することが大切です。誰にも相談せず、「できない自分が悪い」と自分を責めつづけることで、状況が悪化することもあります。

これまでの環境の中では発達障がいのあることが目立たなかったけれども、大学という環境の中で、困りごとや問題として立ち現われることで、発達障がいに気づくこともあります。たとえば、以下のような困りごとに悩んでいたら、一度、なんでも相談室保健センターに相談しましょう。

  • スケジュール管理が苦手で、約束の日時やレポートの期限を守れない
  • 論述形式の試験やレポートをどのように書けばよいか分からない
  • 不注意なミスが多く、何度も繰り返してしまう
  • 同時に複数の課題が重なると、どうしていいか分からない
  • 思い込みが激しいところがあり、状況に柔軟に対応することが難しい
  • 他者とのコミュニケーションややりとりが苦手である
  • 就職活動が全くうまくいかない        等々

なんでも相談室
開室日時:月~金 9時~17時
相談員:臨床心理士(女性)が在室しています
アクセス:教育機構棟1階の東端 (駐輪場側)TEL:048-858-9258
保健センター
相談日時:月~金 10時~16時 (隔週水 ~19時)
精神保健相談:専門医およびカウンセラーによる精神保健相談(原則として予約制)
予約方法:直接来室するか以下の連絡先にご連絡ください TEL:048-854-5356 E-mail:hoken@gr.saitama-u.ac.jp

就職活動の支援

障がいのある学生の方の就職に関するお悩みや困りごと等につきましては、「埼玉大学統合キャリアセンターSU」や「なんでも相談室」まで、お気軽にご相談ください。「埼玉大学統合キャリアセンターSU」では、障がいのある学生の方の就職に関する情報提供も行っております。