REPORT

2018.07.26(木)更新

SU Diversity Seminar 2018, vol.2「ヨーロッパにおける女性研究者・技術者のキャリア形成」を開催しました。

5月24日(木)、SU Diversity Seminar 2018, vol.2「ヨーロッパにおける女性研究者・技術者のキャリア形成」をMagdalini Theodoridou氏(Cardiff University, UK)をお招きし、埼玉大学大学会館2階ラーニングコモンズAにて開催しました。本セミナーは、埼玉大学小口研究室と当室の主催で開催したものです。セミナーには、理系・文系、様々な学部や研究科の学生と教職員のみなさまが集まりました。

Magdalini氏 はマリーキュリー財団 の、GEMS(※)ワーキンググループ長を務めておられます。(※ GEMS: Working Group for Gender Equality and Diversity for Mobile Researchers in Science, Social Sciences and Humanities. 移動する研究者のためのジェンダー平等とダイバーシティの推進に関するワーキンググループ)
今回はGEMSの活動内容、とくにEU圏で行われている若手女性研究者のモビリティーフェローシップについてご講演いただきました。
その事業の成果として、ワークライフバランスを保ちつつ研究者としてのキャリアを積んでいったロールモデルが紹介されました。ロールモデル集はマリーキュリー財団のGEMSのHPに掲載されているとのことです。
また、Magdalini氏のご講演は英語で行われました。参加した学生からは英語と日本語で多数の質問が寄せられました。EU圏と日本の科学者育成についての認識の違いを学ぶ良い機会となりました。
Magdalini先生、貴重なお話をありがとうございました。