研究内容

我々の体を構成する細胞には、変形して移動する能力が備わっています。そこでは、モータータンパク質・細胞骨格タンパク質と呼ばれる分子を動力源となっています。変形する細胞同士がたくさん隣り合って存在するので、組織内の細胞は運動する環境にさらされていると言えます。
 細胞をシャーレで培養すれば、形態観察できるので細胞の性質や状態を詳細に調べることができます。本研究では、ガラスでできたシャーレの表面に、生体内の動的な環境に匹敵する運動を発現する界面を構築し、運動環境下での細胞の性質を調べる新しい手法を確立しようとしています。生体試料から抽出・精製したモータータンパク質・細胞骨格タンパク質を用いれば、ナノメートル〜マイクロメートルの運動を再現することができます。この技術を応用し、たくさんの動くタンパク質を化学的に架橋して網目構造化することで、協調的な運動を発現する運動界面を構築しています。
 細胞の運動は、器官の形成や創傷の治癒、がんの転移など、重要な生命現象に関与しており、本研究ではそれらのメカニズム解明につながる知見の獲得を目指しています。

メカニズム解明.jpg
アクセス

〒338−8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255

埼玉大学理学部基礎化学科中林研究室

TEL:048−858−3617 FAX:048−858−9424

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