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* 超伝導磁石について [#t84a43e3]
~ 中林研では10 T(テスラ)という強い磁場を生じる超伝導磁石を使って研究を行っています。
|CENTER:&ref(JMTD-10T150M.png);|
|磁場空間: 直径150 mmの円筒状&br; 磁場方向: 垂直&br; 最大磁束密度: 10 T (100,000 ガウス)&br; 製造会社: ジャパン スーパーコンダクタ テクノロジー株式会社|
~ 下の写真で、彼がしがみついている装置も超伝導磁石です。この磁石は最大磁束密度が4 Tとやや小さいのですが、一番の特徴は磁場を発生させることのできる空間が直径50 cmと大きいことです。人が中に立つこともできます。
|CENTER:&ref(TOUSHIBA4T.png);|
|磁場空間: 直径500 mmの円筒状&br; 磁場方向: 垂直&br; 最大磁束密度: 4 T (40,000 ガウス)&br; 製造会社: 東芝|
~ このような強力な磁石を使って、磁性を持つ物質の性質がどのように磁場に応答するのかを調べます。そして強い磁石を使えば、より小さな磁性しか持たない物質の磁気的性質を調べることができます。
~ 超伝導磁石のもう一つの特徴は、装置の仕組み上、磁気力を非常に大きくできることです。上の10 Tの超伝導磁石の磁気力がどれくらい大きいかと言えば、仮に反磁性体の水をこの磁気力が最大となる点におけば、その重量の約1/4の力で磁石から押し返されるほど強い磁石です。
~ 超伝導磁石のもう一つの特徴は、装置の仕組み上、磁気力を非常に大きくできることです。上の10 Tの超伝導磁石の場合、仮に反磁性体の100mLの水を磁気力が最大となる点におけば、その重さの約1/4の25gほどの力で押し返されるほどの力を持っています。。
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