ベトナムにおける建設廃棄物の適正管理と建廃リサイクル資材を活用した環境浄化およびインフラ整備技術の開発
研究代表者名(所属機関)
- 川本 健(埼玉大学 大学院 理工学研究科 教授)
- グエン ホアン ヅアン(ベトナム国立建設大学 国際協力局 所長)
国内研究機関
- 埼玉大学
- 埼玉県環境科学国際センター
- 国立研究開発法人国立環境研究所
相手国研究機関
- ベトナム国立建設大学
- 建設省
- 天然資源・環境政策研究所
- ハノイ科学技術大学
- ハノイ市建設局
- ハイフォン市環境資源局
採択年度
- 平成29年度(2017年度)
研究期間(採択時)
- 5年間
相手国
- ベトナム社会主義共和国
研究課題の概要
建設廃棄物の適正管理とリサイクルを推進! 新たな技術開発も!
ベトナムをはじめとするアジア都市域では開発にともなう建設廃棄物の発生量が急増している。本研究では、ベトナムにおける建設廃棄物の適正管理とリサイクルを推進するため、建廃取扱いガイドラインやリサイクル資材の品質基準を整備し、リサイクル資材を活用した技術開発(水質浄化や透水性路盤)を進める。さらに、リサイクル推進のための戦略的ビジネスモデルを提案し、現地での試験的事業によりその有効性を検証する。
ベトナム国家戦略達成を可能とする資源循環システムの構築へ
建設廃棄物の適正管理とリサイクルのための資源循環システムの基盤がハノイ市で構築されるとともに、開発された技術やビジネスモデルが実際の事業に適用されることを通じて、ベトナム国家戦略の2025年数値目標である建廃リサイクル率50%達成に貢献することを目指す。