本学理工学研究科の長谷川有貴准教授の依頼を受け、動画教材用の模型を製作しました。
今回依頼を受けたのは、電気を遠くに送るしくみ (送電線と高圧化)を学ぶためのデモンストレーション実験で使用する為の模型の製作です。
この実験では、電気が発電所で作られ、送電線・配電線を通り、変圧器で電圧を調整し、家庭に届けられるまでを再現します。
本プロジェクトでは実験をわかりやすくするため、鉄塔、一軒家、アパートの3タイプのモデルを設計・製作ました。
CADでデザインした3D-モデルを下に示します。
鉄塔はパーツごとに設計・出力し、出力後に組み立てることで、大型の模型を製作しました。
一軒家とアパートは、豆電球を中に入れて家の灯りを再現させる為、底面を空洞にして大きな窓を取り付けました。
屋根部分が取り外し可能となっており、カラフルで見た目にも楽しい模型となりました。
長谷川准教授らのグループにより、これらの模型を使用した動画教材が製作されました。
完成した動画教材は「電気を遠くに送るには」というタイトルで、電気学会ホームページに掲載されています。
動画教材の詳細は電気学会のホームページをご覧ください。
※ 一般社団法人 電気学会
電気の知識を深めようシリーズ「電気を遠くに送るには」
https://www.iee.jp/comite/enginieering_education/electric_knowledge/