上の図は右にいくほど拡大していきます。見たい画像の上にマウスを置いてみてください。
光学顕微鏡では、拡大すると細胞ひとつひとつのほとんどが青色なのがわかりますね。これは細胞の体積のほとんどを占める液胞に青色の色素アントシアニンが含まれているからです。
電子顕微鏡では、花のような形のひとつひとつの細胞はとんがり帽子のようにとびだしています。また、細胞の表面にはしわのような模様があり、花びらの柔らかい感触をつくりだしています。
~雄しべと雌しべ~
まずは、オオイヌノフグリの雄しべを見ていきましょう。
上の図は右にいくほど拡大していきます。見たい画像の上にマウスを置いてみてください。
青色のやくの中に黄白色の花粉がつまっていることがわかります。
次は、オオイヌノフグリの雌しべを見ていきましょう。
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双眼実体顕微鏡写真 |
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光学顕微鏡写真 |
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電子顕微鏡写真 |
上の図は右にいくほど拡大していきます。見たい画像の上にマウスを置いてみてください。
雌しべの柱頭部分には花粉が付着しているのがわかります。花粉の形に注目してみましょう。
どうしてこのように花粉の形が変わっているのでしょうか。花粉に水をかけてみると…
ラグビーボール形の花粉が柱頭に付着したときと同じように丸く膨らみました。このことから花粉が丸くふくらむのは吸水が行われたためとわかります。
花粉は柱頭に付着すると吸水して花粉管を伸ばします。、花粉管は胚珠まで誘導されて、そこで受精が行われます。 |
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次に、オオイヌノフグリの雌しべの子房を電子顕微鏡で見ていきましょう。
上の図は右の方が拡大しています。見たい画像の上にマウスを置いてみてください
オオイヌノフグリの子房はハートの形をしています。また、さらに拡大するとハート型の腺毛が生えていることがわかります。
~葉~
最後に、オオイヌノフグリの葉を見ていきましょう。
上の図は右にいくほど拡大していきます。見たい画像の上にマウスを置いてみてください。
葉には多くの気孔と毛、ハート型の腺毛があります。この硬い毛により、葉の手触りがざらざらしています。
オオイヌノフグリのページは以上です。不思議はみつけられましたか?