REPORT

2021.09.17(金)更新

【8月28日】「サイエンス体験サマースクール」を開催しました

令和3年8月28日(土)、埼玉大学サイエンス体験サマースクールをオンラインで開催しました。
当日は、緊急事態宣言期間中ということもあり、対面での実施からオンライン開催に変更しての実施となりましたが、埼玉県内外から23名の女子中学生の皆さんが参加しました。

最初に、黒川理工学研究科長から、開会の挨拶があり、オリエンテーションの後、参加者は、以下の7つの実験テーマに分かれて、大学のラボでの研究を体験しました。
 1 水の浄化実験から環境を学ぼう
 2 音叉(おんさ) -音波の性質を調べよう-
 3 化学発光 -光る化学反応を体験しよう-
 4 マクロな建設材料もミクロから -石材や煉瓦の美の秘密をさぐる-
 5 未来を変える新材料!カーボンナノチューブを金属と半導体に分離してみよう!
 6 人工知能によるスケジュール作成を学ぼう
 7 電子顕微鏡でミクロの世界を見てみよう
オンラインで実験をどのように体験してもらうか、実験の楽しさや面白さをどう伝えるのかなど、オンライン実施の難しさもありましたが、参加者は、画面越しに様々な現象を見たり、研究者に質問をしたり、実際に手を動かしてワークを行うなど、科学のおもしろさを体験していました。「電子顕微鏡でいろいろなものを見ることが出来てよかった」、「ミクロの世界に興味が湧いた」、「授業の時に分からなかった内容が今日の説明で理解できた」等の感想が寄せられました。

午後の部は、午前とは別の実験テーマに分かれて体験した後、本学の女子学生を囲んで「女子学生と語ろう」を行いました(進行役:長谷川有貴准教授)。参加者からは事前アンケートやチャットを通じて、「現在の研究や将来の希望について教えてほしい」、「理系はどうして男性が多いのですか」などの様々な質問が寄せられ、みな、女子学生の回答を真剣な表情で聞いていました。「女子学生と語ろう」の1時間はあっという間に過ぎ、閉会となりました。

参加者からは、「(理系の進路選択が)教科の得意、不得意ではないことが参考になった」、「次回は現地で参加したい」等の感想が寄せられました。