ミクロの扉 埼玉大学教育学部金子研究室
様々な種子
撮影者:岩井、須藤、新井、有馬
種子植物は種子を散布することにより生育範囲を拡大していきます。この散布方法には様々な方法があります。動物の体に付いたり、動物に食べさせたりすることで動物に種子を運ばせる動物散布、風によって種子を運ばせる風散布、水流によって種子を運ばせる水流散布などあります。

今回このページではセイヨウタンポポ、アイノコセンダングサ、アレチヌスビトハギ、エノコログサの種子について見ていきます。
〜セイヨウタンポポ〜
エノコログサは、通称ねこじゃらしと呼ばれており,昔遊んだ人も多いのではないでしょうか?エノコログサは動物付着散布を行います。
電子顕微鏡(走査型)で見てみるとフックのような形をした突起があることがわかります。これがひっかかって動物に付着するのですね。
セイヨウタンポポは風散布を行います。冠毛で風を受けるので遠くまで運ばれます。
それでは、、種子を電子顕微鏡(走査型)で見てみましょう
〜エノコログサ〜
〜アレチヌスビトハギ〜
種子の根元に突起があることがよくわかります。
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上の画像は右にいくほど拡大しています。見たい画像の上にマウスを置いてみてください
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それでは電子顕微鏡(走査型)でアレチヌスビトハギの種子を見てみましょう。
服にアレチヌスビトハギが服につく様子
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アイノコセンダングサは動物付着散布を行います。
それでは、種子を電子顕微鏡(走査型)で見てみましょう。
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針状の突起があります。
アレチヌスビトハギも動物付着散布を行います。
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〜アイノコセンダングサ〜
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種子にかえしがついており、先端では向きが変わっていることがわかります。