ごあいさつ

埼玉大学
男女共同参画室長
堀田 香織

埼玉大学男女共同参画室は、2006年にスタートした第2次男女共同参画基本計画に基づき、2009年7月発足、2010年12月には「埼玉大学男女共同参画宣言」を表明しています。この宣言の中で、大学自らが男女共同参画の精神に則った教育・研究・就業の場であるのみならず、社会全体が男女共同参画社会となるために、積極的な役割を担うという姿勢を打ち出しています。

2015年8月28日には、男女活躍推進法も成立し、女性の活躍推進に向けた数値目標を盛り込んだ行動計画の策定・公表や、女性の職場選択に資する情報の公表が事業主(国や地方公共団体、民間企業等)に義務付けられました。この男女活躍推進法に基づき、今年度埼玉大学でも行動計画をスタートしました。この計画においては、本学の女性教員の採用比率を人文社会系部局においては40%、教員養成系部局においては30%、自然科学系部局においては20%以上に、また、女性事務職員の採用比率を50%とすることが目標として掲げています。この行動計画に基づき、①大学運営における意思決定過程への女性の参画の拡大、②女性教職員の採用の拡大、③就業環境の整備・充実、④男女の固定的な性別役割分担意識の解消を遂行していくこととなりました。学内外の多くの方がたとともに考え、協力しながら、行動を進めていきたいと考えております。

今なお男性の心にも女性の心にも潜む伝統的な性役割にまつわる固定観念や、社会に残る女性や弱者への差別構造を乗り越えて、人種や宗教はもちろん、男性か女性か性に縛られないアイデンティティをもつか、既婚か事実婚か未婚か非婚か、子育てをしているか否か、常勤か非常勤か任期付きか、どの世代に属しているかといった多様な準拠集団間の理解と尊重を大切にしたいと考えております。微力ながら、多様な人々が尊重され自由に生き生きと働くことのできる大学、そして社会の実現を目指して取り組んでいく所存です。ご支援とご指導を賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。