男女共同参画室(ダイバーシティ推進オフィス)の歩み

埼玉大学
男女共同参画室長
堀田 香織

埼玉大学男女共同参画室は、第2次男女共同参画基本計画に基づき、2009年7月に発足し、2010年12月には「埼玉大学男女共同参画宣言」を表明しています。この宣言の中で、埼玉大学が男女共同参画の精神に則った教育・研究・就業の場であるのみならず、社会全体が男女共同参画社会となるために積極的な役割を担うという姿勢を打ち出しています。
2015年には、女性活躍推進法も成立し、女性の活躍推進に向けた数値目標を盛り込んだ行動計画の策定・公表や、女性の職場選択に資する情報の公表が事業主(国や地方公共団体、民間企業等)に義務付けられました。この女性活躍推進法に基づき、埼玉大学でも行動計画(2016~2021年度)を策定しました。この計画において、本学の女性教員の採用比率を人文社会系部局で40%、教員養成系部局で30%、自然科学系部局で20%以上にすること、女性事務職員の採用比率を50%とすることを目標として掲げました。そして、この行動計画のもと、

①大学運営における意思決定過程への女性参画の拡大
②女性教職員採用の拡大
③就業環境の整備・充実
④男女の固定的な性別役割分担意識

の解消に努めております。

さらに、2017年、埼玉大学は文部科学省科学人材育成事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」に選定されました。これにより、男女共同参画室内に、ダイバーシティ推進オフィスを設置し、新たに、コーディネーター(准教授)、ダイバーシティ推進員、事務補佐員を採用することができました。このオフィスは、埼玉大学に所属する多様な教職員一人ひとりが働きやすい職場環境づくり、埼玉大学の女性教員採用・登用促進や次世代育成、さらに埼玉県との協働による埼玉県地域の女性研究者・技術者の活躍推進を担います。

また、2018年4月からは、新たな次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画(2018~2021)もスタートします。多様な人々が尊重され自由に生き生きと働くことのできる大学と社会の実現を目指して、学内外の多くの方々と協力連携しながら、力強くダイバーシティ研究環境実現、そして男女共同参画を進めていきたいと考えております。今後ともご支援とご指導を賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。