「経済学は幅広く、人それぞれ楽しいと思える分野が見つかる」
経済学部 経済学科 経済分析メジャー 3年

  1. 自己紹介私は、経済学部経済学科経済分析メジャー3年の小野寺結女です。出身は、東北の岩手県奥州市で、地元の有名な人といえば野球の大谷翔平選手があげられます。高校は地元にある、県立水沢高校を卒業しました。大学進学と同時に埼玉に引っ越してきました。
  2. 中・高校生の頃
    中学、高校時代はどちらも部活に所属していましたが、部活よりも勉強することに熱心に取り組んでいた気がします。小さな楽しみにしていたことは、テスト期間後のカラオケです。それが日々のモチベーションに繋がっていました。
  3. 進路選択の決め手
    進路選択は自分でしました。経済学を学ぼうと思ったきっかけは、テレビのニュースの内容が理解できず歯痒い思いをしたことです。経済学は私たちが生きていくなかで市場の原理はもちろん、金融や政治などの仕組みを理解するための一番身近な学問だと感じ、選択しました。また、埼玉大学経済学部は2年次から経済学、経営学などの専門分野のメジャーが分けられるので、1年生の時に幅広く学んでからより学びたいことを深めていけると考え、埼玉大学の入学を決意しました。
  4. 埼玉大学での生活
    大学では、ゼミ活動が中心の生活を送っています。私は、2年次から労働経済論を学ぶ金井郁ゼミに所属しています。3年次は、「望ましい新卒採用とはなにか」について同じゼミの仲間と企業に聞き取り調査などを行い、研究しました。学生の売り手市場など採用を取り巻く問題がある中で、企業はどのように人材を獲得すべきか、企業が採用をめぐって課題と考える根幹にどのような問題があるのかについて考え、その成果を他大学のゼミと報告し合いました。答えのない問題を考えるのは難しかったですが、報告会で良い評価をもらえたときはとても充実感を得ました。
  5. メッセージ
    経済学部は、数式やグラフを用いるなど少しとっつきにくいイメージをもたれるため、女子が3割程度と文系学部の中では男子学生が多いです。しかし、経済学は世の中の仕組みがわかるという魅力があると感じています。人が何かを選択するときの行動が分析できるようになります。例えば、「大学進学するか、高校卒業後はたらくのか」という選択も経済学で分析することができます。経済学は幅広く、人それぞれ楽しいと思える分野が見つかると思います。男女分け隔てなく多くの学生が経済学部を選択してくれたら嬉しいです。