<「逃げ地図」づくりワークショップ 災害で悲しむ人をゼロに!>を開催しました

■開催日時:2025年9月24日(水)9:30~12:00
■開催方法:対面
■開催場所:埼玉大学 ラーニングコモンズ
■主催:地域レジリエント社会研究コンソーシアム
埼玉大学(社会変革研究センター・レジリエント社会研究部門)
損害保険ジャパン株式会社(埼玉中央支店)
共催 埼玉大学ダイバーシティ推進センター
■参加者:34名
2025年9月24日に、地域レジリエント社会研究コンソーシアム(防災減災コミュニケーションワーキング)の主催で、<「逃げ地図」づくりワークショップ 災害で悲しむ人をゼロに!>を開催しました。
ワークショップでは、はじめに、損害保険ジャパン株式会社 埼玉中央支店の支店長・田名田曜行氏より、「逃げ地図」づくりと、災害に強い地域社会づくりに向けた取組についてお話をいただきました。その後、7つのグループに分かれ、各テーブルに、指定避難所となっている埼玉大学を中心にした地図と、色鉛筆、ペン、紐を用意し、各テーブルで参加者同士の自己紹介をした後、説明を受け、「逃げ地図」づくりを行いました。
「逃げ地図」は、最も近い避難地点までの時間を色鉛筆で塗り分けてゆく手づくりの地図で、各テーブルで、用意された地図上に、それぞれに気づいたことを書き記すなどしながら、地図を完成させてゆきました。そして、最後に、すべての地図を張り出し、グループ毎に参加者が、地図づくりを通しての感想や気がついたことを報告し合いました。参加者からは、地域をよく知っている人たち同士で、実際の避難を念頭に地図づくりを実施するとより深めることができるだろう、逃げ地図の手法がわかり参考になった、自分の地域で実際に実施してみたいといった感想が出されました。
セミナーには、コンソーシアムワーキングのメンバー、埼玉大学の留学生、また近隣地域の住民の方、高校生、行政機関関係者、また遠方からの参加者もあり、多様なメンバーでのワークショップ実施となりました。
※「逃げ地図」は株式会社日建設計の登録商標です。
◆記事
2025年9月24日 テレビ埼玉「埼玉大学「逃げ地図」づくり ワークショップ」
◆参考
逃げ地図 https://nigechizu.jsurp.jp/
◆地域レジリエント社会研究コンソーシアム「地域防災減災コミュニケーションワーキング」とはー
・地域の防災減災コミュニケーションの在り方および、自助・共助に寄与する有効な手法を、産官学民で連携し模索していくことを目的としたワーキンググループです。