埼玉大学
ダイバーシティ推進センター

彩の国女性研究者ネットワーク・研究機関オンライン訪問セミナー「ボッシュ株式会社」を開催し ました！

3 月 10 日、理工系分野に進む女性研究者・エンジニアの育成と、企業のダイバーシティの取組を後押しする目的で、今年度も彩の国女性研究者ネットワーク・研究機関訪問セミナーを実施しました。 参加者は 14 名で、芝浦工業大学、埼玉大学の学生、大学院生の参加がありました。

訪問先は、ドイツを拠点とするグローバル企業、ボッシュ株式会社。ボッシュは、車／モビリティに 関わる分野をリードする企業で、1911 年に日本で事業を開始し、埼玉県内にも複数の拠点を持つ会社です。

セミナーでは、はじめに、 Work＃LikeABosch「Grow/Enjoy/Inspire（ともに成長し、仕事を楽しみ、互いに刺激しあう）」というキーワードをもとに、3 人の社員の方から、それぞれ、現在の会社での仕事やプライベートでの楽しみについても紹介していただきました。その後、ボッシュが取り組んでいる、DEI（Diversity, Equity &Inclusion）についてお話をいただきました。ボッシュは、ダイバーシティ宣言を掲げる企業で、多様性は企業の文化の一部だというお話がありました。

後半は、グローバルインターンシップの取組が紹介されました。セミナーでは、実際にこのインタ ーンシップに参加した後に、ボッシュに入ったという社員の方から、インターンシップに参加したことで、働くビジョンの形成ができたというお話がありました。ボッシュのグローバルインターンシップは、2022 年に、『学生が選ぶインターンシップアワード』の大賞を受賞されています。また今年度も、ベトナムでのインターンシップが予定されているというご紹介がありました。

セミナー参加者との質疑応答では、働く環境についての質問に対して、ボッシュは働く上での制度が整っており、それらをきちんと使うことができることが魅力だというお話や、学生のうちにできることは、という質問に対して、学生のうちには幅広い経験を重ねることが大切といった応答がありました。

セミナー受講者からは、「働きやすい環境づくりを徹底しており、とても魅力を感じた」、「ダイバー シティに向けた取り組みやどのような業務があるのかを実際に職員の方からお話を聞けて良かっ た」、「グローバルインターシップやこれから自分はどのような準備を進めていくべきなのか知るこ とができた」といった感想が寄せられました。