性別・年齢・人種など、人材の多様性を増すことは社会を柔軟かつ強靭にし、豊かな生活を築く基盤となります。埼玉大学は自らが男女共同参画の精神に則った教育・研究・就業の場を創出するとともに、男女が共に活躍できる社会の実現に向けて積極的な役割を担うことを理念とし、その一環として、彩の国女性研究者ネットワークを運営しています。本ネットワークは男女共同参画および多様性社会をめぐる国内外の取組好事例などの情報共有を図るとともに、参画機関の相互交流により埼玉県域におけるダイバーシティ推進の活性化を目指します。この取組を通して、理念の実現を図ると共に埼玉県域に広く貢献する決意でおります。
少子高齢化の進行に伴い、本県においても人口減少社会の到来が見込まれる中、持続的に発展していくためには、女性の活躍を更に広げ、多様性を促し、新たな力を生み出していくことが必要です。県では、「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」を更にパワーアップし、女性を応援していきます。
この「彩の国女性研究者ネットワーク」では県内研究機関や企業等が連携し、女性が活躍できる環境を整えて人材の育成や定着を図っています。埼玉の未来を切り開く女性研究者・技術者の皆様には、ネットワークを通じて更に自分を磨き、輝く女性の先駆者として活躍の舞台を大きく広げていただくことを期待しております。