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JSTの日本・アジア青少年サイエンス交流事業さくらサイエンスプランの一環として、コロンビアから学生が埼玉大学に来学し、12月13日に研究室紹介を行いました。
コロンビアからの学生は合計12名で、実験室が一時これまでにない賑わいになりました |
UNESCOパリ本部より経営戦略部コンサルタントの後藤尚紀氏をお招きし、「就職セミナー:国際機関への就職(UNESCOを例にして)」と題して、UNESCOの説明ならびに学生向けに自身の就職体験記を話してもらいました。後藤氏は日本生まれ日本育ちで、日本の国際教養大学を卒業後に大学院でヨーロッパに飛び出し、現在UNESCO勤務の24歳ということもあり、同年代の埼玉大学の学生からの質問や活発な意見交換を行いました。
今年の7月に「帰国の際は埼玉大学に寄ってください」という話がきっかけです | 後藤尚紀さんの自己紹介などからセミナーは始まりました。参加者も同じ年代です。 | |
Erasmus Mundus Joint Master Degree (EMJMD) というヨーロッパでの大学院プログラムの話もしてもらいました。 | 人文社会科学研究科の長沢先生よりUNESCOとのインターンシップ協定の話をしてもらいました。 |
科学研究費補助金・国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))を円滑に進めるにあたり、11月17〜22日の日程でフランスのパリ市立工業物理化学高等専門大学(ESPCI, L’École supérieure de physique et de chimie industrielles de la ville de Paris)のKamran BehniaとBenoît Fauquéらのもとを訪問し、ビスマスナノワイヤーに関する打ち合わせなどを行いました。Kamranとは10年ぶりくらいの再会で、単一ビスマスワイヤーのネルンスト係数測定などの課題をもらっていましたが、何とかなりそうです。会話のはじめのうちは、アウトリーチ用のビスマス結晶の作製方法などで盛り上がりましたが、ナノ加工済みのビスマスナノワイヤーサンプルを持ち込み議論を進め、ビスマス材料を軸にした国際共同研究の方針などを決定し、若手研究者の派遣や2018年中にワークショップを行うことなども決まりました。滞在中、パリは雪が降るなど、日本とは季節が違っていました。
ESPCIはマリー・キューリー婦人(左から2番目)を含めて6人のもノーベル賞受賞者を輩出しています
食後の1shot。左からBenoît Fauqué,Kamran Behniaと長谷川。フランスでは、ランチライムでもボジョレーヌーボーを飲むらしい
9月6〜9日の日程で、京都ブライトンホテルにて、第14回日独先端科学シンポジウムが開催されました。何故か日本側主査に任命された(一番年上?)こともあり、緊張のあまり夜、あまり眠れなかった4日間でした。早く報告書を書かないと。
9月13〜15日の日程で、東北大学にて開催された日本熱電学会学術講演会に参加し、本研究室より2件,「インピーダンススペクトロスコピー法を用いた熱電材料の比熱評価」「IS法に基づいた熱電変換モジュールの無次元性能指数決定方法」を口頭発表を行いました。そのうち1件は優秀講演賞に選ばれました。
さらに9月18〜 21日の日程で名古屋国際会議場にて開催された第79回応用物理学会秋季学術講演会にて、博士課程学生が応用物理学会講演奨励賞を受賞すると共に、講演奨励賞受賞記念講演として「 インピーダンススペクトロスコピー法に基づいた熱電変換モジュールの無次元性能指数zTの評価」について発表してきました。
今年もひらめき☆ときめきサイエンスの一環として、ビスマス人工結晶を作製する「虹色に輝く宝石を作ってみよう」を8月25日に開催しました。毎年参加希望者が増え、今年は214名の参加希望者があり、21名を選ばさせていただきました。より詳しい情報はこちらへ。帰国後直ぐの開催だったので、さすがにしんどかった。
8月13〜23日の日程で、カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR),サンディエゴ校(UCSD),バークレー校(UCB)ならびに、ローレンスバークレー国立研究所(LBNL),Google を回ってきました。今年度は、UCRで開催される2ヶ月間のサマーセミナーインターンシップに埼玉大学からはじめての参加を受け、最後の口頭発表・ポスター発表を聞きに行きました。その際は、来年度の候補生もJASSOの支援を受け一緒に渡航して、英語も含めて必要なスキルを確認しました。その間、UCSDに行って、最新の研究成果の報告会や今後の共同研究の進め方について議論してきました。
その後、ベイエリアに移動し、UCBやLBNLに行ってきました。LBNLでは、UCBにいたときに、学生だったSeanが学位を取った後に、ポスドクを経て正式な職員になるとのことで、推薦書の提出と、そのボスと話をしてきました。また、JGFoSでPGMとして一緒だった山崎氏がGoogleに異動したのを受け、Googleキャンパスを訪問して、今後について話をしてきました。その後、サンフランシスコ地区でいろいろ面倒に巻き込まれましたが、無事、帰国しました。
年に一度の熱電変換に関する熱電国際会議ICT2018(フランス・カーンにて開催)に参加し、「Transport measurements of bismuth nanowire embedded in quartz template by nano-fabrication」という題目で、最近の本研究室でのナノワイヤー研究について報告してきました。その他、共同研究者との打ち合わせや、最近やっているImpedance spectroscopyの研究を進めている研究者との交流も行いました。
帰りにはパリに寄り、JGFoS関係で交流のある研究者が現在所属するUNESCO(国際連合教育科学文化機関)に行ってきました。ここでは、埼玉大学とUNESCOとのインターン協定を結ぶ話を主に行い、協定に向けて準備を進めていくことになりました。
もう全く英語が通じないカーンのコインランドリー。こんな時は完全に日本語です。
UNESCOの看板と共に。パリも良い天気で、東京都同じような気候でした。ちなみに、2回目の訪問です。 | UNESCOの社員食堂から。エッフェル塔を正面に構えます。 |
2018年3月に早稲田大学で開催された第65回応用物理学会春季学術講演会にいて、本研究室学生が発表した「インピーダンススペクトロスコピー法に基づいた熱電変換モジュールの過渡応答に対するzTと熱電変換効率の評価」が第44回(2018年春季)応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。
ストックホルム国際科学科学セミナー(SYISS)に派遣されたなどの関係から、本研究室学生が埼玉大学学生表彰を受けました。
学長と一緒に記念写真,ちなみに、修士2年修了時までに3回学生表彰を受けました。
2018年1月24日に、ストックホルム国際科学科学セミナー(SYISS)に派遣された本研究室学生から、埼玉大学学生向けに学内報告会があり、ノーベル賞授賞式,SYISSでの活動とその選考過程,大学生活についてのアドバイスなどが行われました。なお、本報告会は環境共生学科1年生向けの環境共生学セミナーの一環としても行われました。一昨日に降った大雪の影響で、埼玉大学に向かうバスが時間通りに運行されなかったという問題もありましたが、マスコミの方も駆けつけてくれ、多くの方が耳をかたむけていました。
埼玉大学から、次のSIYSS参加者が出ることを願っています。
理工学研究科長の堀尾先生の司会のもと、報告会が開催されました。 | 「SIYSS2017とノーベル賞授賞式等に参加して」というタイトルで、約80分の講演でした。 |
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一般的なノーベル賞の話から。経済学賞は“ノーベル”の冠が正式にはつかないそうです。 |
現地で交流したノーベル賞受賞者達との会話などを話してくれました | |
SIYSSの一環として行ったノーベル博物館での倫理セミナーについて、最も白熱したようです。 |
現地で高校生向けに発表した自分の研究報告について、いろいろ工夫をこらしたプレゼンを行いました。 |
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これまでの大学生活(学部)についても話をしてくれました。 | また、大学院に入学してからの研究活動についても、実体験に基づき、話をしてくれました。 |
埼玉大学広報からのニュースとしても取り上げられています。
国際科学技術財団から本研究室学生(大塚美緒子さん)が、ストックホルム国際科学科学セミナー(SYISS)に派遣され、その一環として2017年ノーベル賞授賞式などに参加しました。対外的に載せられる写真が少ないのが、問題の1つです...。
埼玉大学として、2018年1月24日(水)午前9時より、総合研究棟1階シアター教室で、報告会を行う予定です。ご興味のある方は、学内・学外問わず、是非お越しください。
11月16〜29日に日程で、カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR),サンディエゴ校(UCSD),バークレー校(UCB),ローレンスバークレー国立研究所(LBL)と、サンノゼ・シリコンバレーにあるGoogle Campusに行ってきました。学生の旅費の一部は、JASSOからの支援を受けました。
UCRにて、2018年度より始まるサマーセミナーに関する打ち合わせと学生面接を行いました。 | UCSDにて、Renkun Chen准教授の研究室学生と一緒に。家は、斜めになっています |
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UCBにて、Chris Dames准教授のグループミーティングにて | ||
JGFoSのPGMで一緒だった山崎さんがGoogleに異動したので、Mountain Viewのキャンパス(Googleplex)にて。 |
Sean(LBL)が学生にUCBのキャンパスツアーをしてくれました。特に、筋肉に関する部分。 |
10月14(土)に埼玉大学ホームカミングデーで開催され、本研究室学生が学生表彰を受けました。夕方に、埼玉大学同窓生の交流会があり、ノーベル物理学賞を受賞した梶田先生から、2017年12月に開催されるノーベル賞授賞式に参加する学生に対して、さまざまアドバイスを頂きました。
国際科学技術財団によるストックホルム国際青年科学セミナーに本研究室学生が選ばれ、2017年のノーベル賞授賞式などの関連行事に参加することになりました。
日本学術振興会のホームページから参加募集を行ったところ147名の参加希望者があり26名をご招待させて頂き、平成29年7月22日(土)に 独立行政法人日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」として「虹色に輝く宝石を作ってみよう!2017」を実施しました。事故もなく、無事、終了しました。
長谷川のMentorの一人でもあるオハイオ州立大学のJoseph P. Heremansと、UC Berekeley時のラボメイトであったSean Lubner(現,ローレンスバークレー国立研究所)が埼玉大学に来学されました。短時間ではありましたが、現在進行中の研究についての意見をもらったり、共同研究の打ち合わせが成されました。
ドイツRhine-Waal University of Applied Sciencesとの共同研究として発表したMioko Otsuka, Hiroki Terakado, Yasuhiro Hasegawa, Md. Zahidul Islam, Georg Bastian, Alexander Stuck, "Thermal diffusivity measurement using thermographic method and performance evaluation by impedance spectroscopy for thermoeletric module", Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 55, 126601 (2016)を元にした発表を2017年3月 応用物理学会春季学術講演会にて発表するにあたり、注目講演として推薦されました。
現在進めている、ナノワイヤー熱電変換素子のナノ加工を使ったホール測定に論文がNano Lettersに発表されると共に、プレスリリースも行いました。本論文は、平成25年度博士課程修了生の村田君(現、産業技術総合研究所)の博士論文「単結晶ビスマスナノワイヤーの作製とナノ加工を用いた熱電物性測定に関する研究」を元に、執筆されました。 博士修了から少し時間が経ってしまいましたが、博士論文をしっかりとまとめて公表に至りました。
埼玉大学Lab-to-Labプログラムの一環として、米国カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)より、Sharon L. Walker教授(Interim Dean, Bourns College of Engineering)ならびにGuillermo Aguilar教授(Chair, Mechanical Engineering)が来日され、将来的な国際共同研究ならびに埼玉大学学生のUCRで開催されているサマーセミナーへの参加についての説明が行われました。
英語開発センターStacey Vyeによる全体説明 | Sharon L. Walker教授によるカリフォルニア大学の全体説明 | |
Aki Fujiki (Leading Company & Professionals, Inc., CEO, UCR卒業生)による講演 |
ブレークタイムの歓談 | |
Guillermo Aguilar教授によるサマープログラムの説明 |
Teru Ikeda(茨城大学工学部教授,元カリフォルニア工科大学 研究員)による講演 |
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長谷川による埼玉大学での将来計画について | 最終日、成田空港に出発前 |
Physics/AstrophysicsセッションのPGM(企画委員)として参加し、“Breakdown of dynamics”のテーマ提供をさせていただきました。個人としては、ポスターセッションも行いました。
これと並行して、協定校であるRhine-Waal University of Applied Sciencesを訪問し、学生は独立行政法人日本学生支援機構 (JASSO)の海外留学支援制度のもと短期滞在し、研究に関する打ち合わせなどを行いました。
タイミング良く、Rhine-Waal University of Applied Sciencesの学長であるDr. Heide Naderer をはじめとする大学のExectiveと会うことも出来ました。
口頭発表1件,ポスター発表3件を行い、ナノワイヤー熱電変換素子に関する発表を3件,熱電変換素子の熱伝導率に関する発表が1件でした。
ポスター発表は好評で、ポスターセッション中2時間30分、ずーっと説明が行われました。他の発表と比べて少し数式が多いかも。
共同研究の一環として、学生と共にカリフォルニア大学バークレー校,サンディエゴ校,リバーサイド校,スタンフォード大学を、訪問しました。3つのカリフォルニア大学では、それぞれのグループミーティングなどで研究成果の発表を行ってもらいました。
カリフォルニア大学バークレー校機械工学科Chris Damesの研究室でのグループミーティングでの発表
スタンフォード大学では、バークレー校でラボメイトであったZheng Chenを訪問しました。
カリフォルニア大学サンディエゴ校では、Renken Chenの研究室を訪れ、ナノワイヤー熱電変換素子,精密温度制御ならびに核融合対向壁についての議論を行いました。また、化学科にいる友人であるGuy Bertrandの研究室も訪問しました。サンディエゴ校の特徴である図書館の前で。
カリフォルニア大学リバーサイド校では、いろいろな研究打ち合わせと今後の国際交流プロジェクトの話をしつつ、埼玉大学英語開発センターのVye Staceyと何故かキャンパスで合流です。
毎日、朝9時から夜10時くらいまでふらふらでした。
2016年2月14〜20日の日程で、Prof. Alexander Stuckが来学して、日本とドイツで進めている熱電変換モジュールの評価方法に関する国際共同研究に関する研究・議論を行いました。ドイツと同じように時間をかけて昼食をとったり、皆さんドイツ語が分からないこともあり英語で議論を進めたりと、研究面以外にもさまざまな教育効果がありました。
さらに4月からはRhine-Waal University of Applied Sciencesのスタッフが3ヶ月から埼玉大学に滞在して、さらに研究を進める予定です。日本からも学生は(独)日本学生支援機構の支援を受け2016年9〜10月の予定でRhine-Waal University of Applied Sciencesを訪問・滞在して、断続的な国際共同研究を進めていきます。
10月2〜4日の日程で、京都ブライトンホテルでJGFoS(日本学術振興会とドイツのAlexander von Humboldt財団の共同開催)が開催され、Physics/Astrophysics分野の一般参加として本年度は参加しました。来年度は10月にドイツ・ポツダムで開催され、企画委員として参加する予定です。
Physics/Astrophysics分野の参加者(伏見稲荷千本鳥居で疾走してきました)
Basic Scienceの枠としては600人を超える参加者の中で唯一の受賞となりました。
左より山本(産総研),村田(産総研),小峰(茨城大),長谷川(埼玉大)
頂いた賞状
平成24年10月末〜2月上旬の日程で3ヶ月ほど滞在され、実験だけでなく、英語での初等物理を学生に提供してもらったり、日本企業との研究開発など、多岐に渡る活動を行いました。また、博士課程学生の審査などにも加わっていただき、お互いに活発な議論と、研究の推進を行いました。今後、埼玉大学との協定を結び、教員だけでなく、学生同士の人材交流を図っていく予定です。すべての会話が英語となるので、学生にとっては良い経験となりました。
2012年11月18日〜12月2日の日程で、University of California, Riversideより、AlexとAnthonyがやってきました。この期間で、低温物性測定システム,キャパシタンス測定,ゼーベック係数測定などを行っていきました。 ちなみに、一人はフランス系アメリカ人,もう一人は中国系アメリカ人なので、日本語が全く通じません。 埼玉大学の学生の方が測定知識・技術は上なので、英語で説明することになりました...もちろん、毎日の会話も英語です。
今回はUC Riversideからの訪問でしたが、2013年1月に3名の学生がUC Riversideに行き、クリーンルームなどを使ったナノテクに関する実験を行います。
ようこそAlex, Anthony
当日は、お互いのナノワイヤー研究について議論が交わされ、国際共同研究を行っていくことになりました。