ミクロの扉 埼玉大学教育学部金子研究室
研究内容
HOME 研究内容 研究室の様子 ギャラリー メンバー ミクロの扉
卒業生の研究内容

平成25年度
1.宝蔵寺沼のムジナモの育成と微生物環境
2.モウセンゴケとハエトリグサの捕食過程の観察
3.クンショウモの細胞と群体形状変化  

平成24年度
1.ムジナモ捕虫葉における捕食時のプロテアーゼ分泌誘導のしくみ
2.ムジナモ捕食時の吸収毛のはたらきと細胞内構造変化
3.緑藻類の生活環とDNAの観察  

平成23年度
1.宝蔵寺沼のムジナモ生育に適した生物環境〜魚類と水生生物のバランスに着目して〜
2.ムジナモの生育に関わる化学物質を介した生物間相互作用
3.ムジナモ捕虫葉から分泌されるプロテアーゼの活性化とアルミニウム 

平成22年度
1.ムジナモ捕虫葉の狭窄運動とプロテアーゼ活性
2.ムジナモ生育と水生植物
3.ムジナモの生育と藻類、ランソウの関係
4.ムジナモの越冬条件と越冬機構について  

平成21年度
1.ダイズ根粒感染細胞におけるアクチンと膜の局在
2.植物成長調整物質がムジナモの形態形成に与える影響
3.ムジナモの生育に適した環境の探索と自生地復元の試み 

平成20年度
1.水生植物がムジナモの生育する水環境に及ぼす影響
2.ランソウから絶滅危惧水生食虫植物ムジナモを守る
3.センチュウがムジナモに与える影響と対策
4.ムジナモ捕虫葉におけるプロテアーゼ活性の発現とアルミニウムの影響 
〜ムジナモとは〜
モウセンゴケ科の多年草で、世界的に絶滅が危惧されている水生の食虫植物です。水面下に浮遊し、輪生をしている二枚貝状の捕虫葉でミジンコなどの小動物を挟み込んで捕獲し、捕虫葉間で消化・吸収が行われる。捕虫葉の内側には、感覚毛・消化腺毛・吸収毛が存在し、小動物の捕獲、消化酵素の分泌、分解物の吸収に重要な役割を果たしていると考えられる。
金子研究室ではムジナモを中心として様々な植物の研究を行っています。