Adachi U, Koita R, Seto, A., Maeno, A., Ishizu, A., Oikawa, S., Tani, T., Ishizaka, M., Yamada, K., Satoh, K., Nakazawa, H., Furudate, H., Kawakami, K., Iwanami, N., Matsuda, M., Kawamura, A.
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 121 (25): e2403809121 (2024) [論文]インパクトファクター 12.8
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卒研配属から数カ月の安達うららさん(2023年度修士修了)が見つけてくれた「臀ビレ」が伸びる表現型をきっかけに大きく花開いた研究。「臀ビレ」が伸びるのであれば、「背ビレ」も伸びるだろうか? ゼブラフィッシュで伸びるならば、メダカではどうか?など、何かを明らかにし、扉を開くと、次の扉があって、その扉をなんとかして開けると、また次の扉がある・・・。そのようなワクワクが連続した研究でした。宇都宮大の松田勝さんをはじめ多くの方のご協力を得て、かなり深くまで研究を進められたと思います。PNASのレビュアー複数名からは極めて高い評価を頂きました(全ての評価項目で満点)。