【内定】大学院第一種奨学金 優れた業績による返還免除

大学院の第一種(無利子)奨学金には、貸与期間中に優れた業績を挙げたことにより奨学金貸与総額の全額または半額を返還免除される制度があります。業績の種類等、制度の詳細は →こちら(JASSO)

このページでは、優れた業績を挙げる「見込みのある方」に対し、あらかじめ返還免除対象者として認定が受けられる「内定制度」について案内しています。なお、内定枠は非常に少なく、年度によっては内定枠がない場合もあります。
 
 ・博士前期・修士・専門職学位課程 ★2026年度入学者を対象とした募集は12月から行います
  …非課税世帯等、給付奨学生(「多子世帯」を含む)に限ります大学院入学年度の前年度に申請します。申請方法は →こちら
 ・博士後期課程
  …入学後、1年次に申請します。申請方法は →こちら
 

※貸与が終了する年度末に、業績を証明する書類等を大学に提出し申請する「貸与終了時」返還免除は →こちら

博士前期課程・修士課程・専門職学位課程の内定制度
★2026年度入学者を対象とした募集は12月から行います

◆制度概要
貸与中に優れた業績を挙げたことにより、日本学生支援機構(JASSO)の認定を受けて第一種奨学金の返還を全額または半額免除されます。
本来は貸与が終了する年度末に申請しますが、この内定制度では、博士前期課程・修士課程・専門職学位課程への入学予定者を対象に、貸与中に優れた業績を挙げる見込みのある方へ、大学院修了前にあらかじめ奨学金返還免除者として内定が与えられます。
入学する年度の前年度に募集を行います。入学後に内定制度申請はできません。
大学院での修学に係る経済的不安を早期に解消し、進学へのインセンティブを高めることを目的とした制度です。
 
◆申請資格
以下の3要件をすべて満たす方のみ申請できます。
国籍にかかる要件
(いずれかに該当すること)
・日本国籍であること
・外国籍の場合は奨学金の申し込みが可能な在留資格等であること
収入にかかる要件
(いずれかに該当すること)
・高等教育の修学支援新制度を利用していること
 =給付奨学生で支援区分がⅠ~Ⅲ区分、第Ⅳ区分(理工農)または多子世帯に該当し、かつ、資産超過による「停止中」でないこと
・非課税世帯であること
 =生計維持者(原則父母)
および本人の住民税所得割額が0円であること
入学にかかる要件 ・来年度に埼玉大学大学院博士前期課程へ入学予定であること
※申請の時点で入試に合格していなくても、入学を希望しているのであれば申請できます。不合格、または入学しなかった場合、内定者として決定したとしてもその効力は失われます。
 
◆2026年度入学予定者対象:申請の流れ・申請期限
申請にあたっては、必ず募集要項を熟読のうえ、申請期限内にお手続ください。
【STEP1】Microsoft Formsに必要事項を入力し、ユーザID・パスワード確認
フォームは →こちら
※Forms回答が完了すると次の手続に必要なユーザID・パスワードが表示されます。必ずメモを取ってください。
  ▼
【STEP2】JASSOスカラネットで「返還免除内定制度の申込」
 はじめに、募集要項の末尾にある「スカラネット下書き用紙」を印刷し、入力事項を記入します。
 次に、下書き用紙に記入した内容をスカラネットへ入力します。
 ※スカラネットのユーザID・パスワードについては、Formsの回答後に表示されます。
  ▼
【STEP3】必要書類を提出 ★該当者のみ
 奨学支援担当窓口へ持参または郵送(消印有効)により提出してください。

2026年1月9日(金)までに上記すべての手続を完了してください。

※返還免除を受けるためには、JASSO大学院第一種奨学金(授業料後払い制度を含む)の貸与を受ける必要があります。
本制度の申請手続とは別に、大学院入学前の「予約採用」、入学後の「在学一次採用」、必ずいずれかの募集で申し込んでください。
期日を過ぎての申請は、適切に手続を行った申請者への公平性の観点から受理しません。また、必要な手続を全て行わない場合も同様に申請を受理いたしません。
 
★内定制度への申請資格がない方、内定制度に受からなかった方へ
第一種奨学金の貸与を受ければ、収入に関わらずどなたでも貸与終了時の返還免除を申請することができます。
申請資格がなく内定制度に申し込めない方も、内定制度に受からなかった方も、貸与終了時に返還免除を申請できます。
 
 

博士後期課程の内定制度

◆制度概要
貸与中に優れた業績を挙げたことにより、JASSOの認定を受けて第一種奨学金の返還を全額または半額免除されます。
本来は貸与が終了する年度末に申請しますが、この内定制度では、博士後期課程の1年次に申請を行い、貸与中に優れた業績を挙げる見込みのある方へ、貸与終了前にあらかじめ奨学金返還免除者として内定が与えられます。
 
◆申請資格・申請方法
博士後期課程1年次に大学院第一種奨学金の貸与を受けている方であればどなたでも申請可能です。ただし、2年次以降で貸与を開始した場合は内定の対象外です。
博士後期課程入学前の予約採用、または入学後の在学採用(一次または二次)で第一種奨学金を新規に申し込んでください。
申請方法については、第一種貸与中の方へ奨学支援担当から個別に連絡を行い、個別にご案内いたします(1年次秋頃を予定)。
 
 

問い合わせ先

担  当 学務部学生支援課奨学支援担当係 / Financial Support Office
住  所 〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255
電話番号 048(858)3033
受付時間 8:45~16:45(土日祝日や年末年始、夏季休業期間を除く)
※12:15~13:15は窓口のみ対応します。(電話は不通となります。)