平成26年(2014年)9月に、埼玉大学 大学院理工学研究科 戦略的研究部門 グリーン・環境領域の教授として着任いたしました。令和4年4月より、理学部・分子生物学科および大学院理工学研究科・生命科学コースの専任教員となりました。また、令和4年4月に新たに活動を始めることとなる戦略部門・進化分子デザイン研究領域の領域長を拝命しました。私の研究のバックグラウンドは、これまで日本のバイオテクノロジー研究をリードしてきた「農芸化学」にあります。また、海外留学、農林水産省・三菱化学生命科学研究所・愛媛大学などでの勤務を経てきた自身のユニークなキャリアを生かして、多少なりとも学生さん達の視野を広げるために役立ちたいと願っています。自分自身も常に「これからの人」であり続けたいと思ってます。
チャレンジングな課題に挑戦して欲しいと思います。そのためには、継続して集中できることが大切であると考えてます。テクニカルに重要なのが「時間の使い方」だと思います。「時間」は等しく与えられ、等しく過ぎ去ります。「成せば成る(かも)、成さねば(ぜったい)成らぬ何ごとも」を肝に銘じて、時間だけは常に大切にしましょう。頭の中を整理するためには、適度な運動と十分な睡眠時間に加え、ぼ〜っとするリセット時間もとても大切だと思います。
2021.4. - 2022.3. 埼玉大学・大学院理工学研究科・戦略的研究部門・グリーン環境領域・領域長
2021.4. - 2022.3. 埼玉大学・グリーンバイオ研究センター・センター長
2014.9.- 2022.3. 埼玉大学・大学院理工学研究科・戦略的研究部門・グリーン環境領域・タンパク質科学研究ユニット・教授/理学部分子生物学科・教授(兼任)
2013.4.- 2014.8. 愛媛大学プロテオサイエンスセンター・生体分子工学研究部門・部門長・教授/工学部応用化学科・教授(兼任)/南予水産研究センター・教授(兼任)
2003.4.- 2013.3. 愛媛大学無細胞生命科学工学研究センター・進化工学研究部門・部門長・教授/工学部応用化学科・教授(兼任)/南予水産研究センター・教授(2006.4.より兼任)
2001.4.- 2003.3. 三菱化学生命科学研究所・タンパク質工学研究ユニット・ユニット長
1995.4.- 2001.3. 農林水産省・食品総合研究所・主任研究官
1994.9.- 1995.3. 米国Roche Institute of Molecular Biology・ポスドク研究員
1993.5.- 1994.8. 米国National Institutes of Health・ポスドク研究員
1992.4.- 1993.4. 三菱化成生命科学研究所・ポスドク研究員
1992.3. 東京大学・大学院農学系研究科・農芸化学専攻・博士課程修了 博士(農学)
1989.3. 東京大学・大学院農学系研究科・農芸化学専攻・修士課程修了
1987.3. 東京大学・農学部・農芸化学科卒業
April 2013- August 2014: Professor, Division leader, Division of Biomolecular Engineering, Proteo-Science Center, Ehime University
April 2003-March 2013: Professor, Division leader, Division of Biomolecular Engineering, Cell-Free Science and Technology Research Center, Ehime University
April 2001-March 2003: Unit Leader, Protein Engineering Laboratory, Mitsubishi Chemical Institute of Life Sciences, Tokyo, JAPAN
April 1995-March 2001: Principal Investigator / National Agriculture and Food Research Organization, Ministry of Agriculture, Fishery and Forestry, Tsukuba, Japan
September 1994-March 1995: Postdoc / Roche Institute of Molecular Biology, NJ, USA
May 1993-August 1994: Postdoc / National Institutes of Health, MD, USA
April 1992-April 1993: Postdoc / Mitsubishi Kagaku Institute of Life Sciences, Tokyo, JAPAN
PhD: 1992, “Molecular Genetical Study on Heat-Shock Protein GroE”. Supervised by Prof. Hideo Takahashi (Molecular Genetics), Agricultural Chemistry, The University of Tokyo
Master: 1989, "Study on Molebdenum-Cofactor Containing Enzyme, DMSO reductase", Supervised by Prof. Shozo Toda (Analytical Chemistry), Agricultural Chemistry, The University of Tokyo
Bachelor: 1987, "Organic synthesis of Pheromone of Square-Necked Grain Beatle" Supervised by Prof. Kenji Mori (Organic Chemistry), Agricultural Chemistry, The University of Tokyo