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の国・理工系進路選択エンカレッジプログラム

女子中学生対象サイエンス体験スクール

「サイエンス体験サマースクール」を開催しました!

8月27日(土)、女子中学生とその保護者向けに『サイエンス体験サマースクール』を開催しました。このプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」(WISE-P)の一環として実施され、今回は令和3年度に引き続き2回目となります。

応募者数が、40組よりも多かったため、抽選をさせて頂きました。今回参加が叶わなかった皆様にお詫び申し上げます。

当日、午前中は中学生向けのサイエンス体験と保護者向けにはラボ中継と保護者向け懇談会を開催しました。サイエンス体験は、理学系および工学系の8つの研究室で実験を行いました。大学の研究室で実験をするのは初めて、という中学生が多くいましたが、緊張しつつも和気あいあいとした雰囲気が伝わってきました。

保護者の懇談会では、理系に進学する際に親が何を心がけたら良いか、ご自身が大学で工学系分野を専攻した保護者からは女子学生が少ない専門分野で過ごすことの心配などが語られ、本学の理学系・工学系の教員らが応答しました。

イベントのご案内

研究室での実験の内容は下記の通りです。

1 重力を測る

2 発光する金属化合物を合成してみよう

3 細菌の顕微鏡観察

4 魚のヒレの長さはどのようにして決まるのか

5 紅茶からカフェインを取り出してみよう

6 未来を変える新材料 カーボンナノチューブで熱を電気に変えてみよう

7 画像処理とロボットプログラミング

8 水の浄化実験から環境を学ぼう

 

午後の部では、「女子大学生・大学院生と語ろう!」と題し、専門分野の異なる6名の理系の女子大学生および大学院生が5分ずつ大学での研究や過ごし方について話し、その後小グループに分かれて女子中学生と円座になり意見交換しました。最初はなかなか話し出せなかった中学生も、大学生・大学院生のリードで最後には質問をしたり感じていることを話したり、終始和やかな雰囲気で進行しました。

閉講式では、石井理工学研究科長から、一人一人に修了証書が手渡されました。

猛暑の中、本プログラムに参加した中学生の皆さん、保護者の皆様、大変お疲れさまでした。埼玉大学ダイバーシティ推進センターは、今後もこのようなプログラムを開催予定です。