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の国・理工系進路選択エンカレッジプログラム

ラボ訪問(企業)

ラボ訪問「大正製薬株式会社」オンラインで開催しました!!

ラボ訪問 大正製薬株式会社

「製薬会社研究者探訪」-web紹介編-大正製薬(大正製薬株式会社)は、JST女子中高生理工系進路選択支援事業の一つです。夏季と冬季に行っている学内の研究室体験に加え、埼玉大学がダイバーシティ推進事業の一環として組織している「彩の国女性研究者ネットワーク」の参加企業への訪問も行っております。今年は昨年実施して大変好評だった大正製薬株式会社にて、12月26日オンラインで実施しました。中高生30名及び保護者8名の参加となりました。

和やかな雰囲気のなか、3名の女性研究者が仕事の内容ややりがい、家庭との両立、理系を選んだ経緯などを話されました。その後、チャットや音声で質問を受け付け、3名の女性研究者と事務系の社員が対応されました。製薬会社には薬学部以外の理系学部出身の研究者もいることなど、進路と絡めた質疑応答が続きましたが、研究に関する素朴な質問もあり、和気あいあいとした訪問となりました。

終了後に回収したアンケートから、高校生はすでに理系を志望している人が多く、中学生は進路を決めかねているということがわかりましたが、今回のプログラムに参加して「理系の進路を前向きに選択しようと思うようになった」と回答した人が「そう思った」で7割、「どちらかというとそう思った」が3割となり、「理工系分野の職業につきたいと思うようになった」で「そう思った」が約4割、「どちらかというとそう思った」が約6割となりました。

保護者のアンケートでは、今回の訪問で「参考になった」が多い項目として、「進学先(学校の種類・学部学科等)に関する情報」「理系進路の魅力やメリットに関する情報」が上がっており、参加する前から理系進学に肯定的な保護者が多いなかで、参加後はその傾向が強くなったことが見受けられました。中高生、保護者ともに「また参加したい」という声がありました。