募集要項

受講対象者 
※受講対象外のお申込みはご遠慮ください。対象外の場合、受講をお断りする場合がございます。

養護教諭一種免許状を有する方で、
教育職員免許法に定める学校※または教育委員会勤務する方。

※国・公・私立の幼・小・中・義務教育学校・高・中等教育学校・特別支援学校


講習内容・講師

専修免許取得用 (4科目実施)

①保健教育学特論  講師:七木田 文彦

 保健授業の特性について、公衆衛生学からの発展的授業スタイルである疫学モデルと教育方法学の史的変遷から導き出された学習モデルと対比させながら、教育内容、教材・教具の理解、授業における教師の教授活動、子どもの学習組織、教師の思考活動と成長を促進する実践的な授業研究の方法等を中心に教育方法の特性に考慮した実践的な講義を行います。
(講義内容は、昨年と同じです)
この科目は、養護に関する科目のうち「学校保健」に対応します。

②教育生理学特論  講師:西尾 尚美

 養護教諭には子供達の心身の健康問題に対応することが求められており、子供達の発達に応じた生理、栄養、免疫についての高度な医学分野の知識が必要です。しかし医学分野は、昨年の常識は本年の非常識であるというように日進月歩であるため、教育現場では知識の習得が遅れがちです。そこで本講義では、現在の最新の医学分野の情報を紹介するとともに、それらに基づいた子供達の健康課題への対応に関する講義を行います。
この科目は、養護に関する科目のうち「学校保健」に対応します。

③養護教育学特論  講師:齋藤 千景

 多様化、複雑化する児童生徒の健康課題に対して、チーム学校で対応することが求められています。健康課題に対する養護教諭のかかわりを振り返ることで、チームにおいての養護教諭の役割とは何かを探求します。具体的には養護教諭の歴史及び中央審議会答申、様々なケアの理論から養護教諭に求められている役割についての解説を行います。さらに現代的な健康課題として、精神疾患を持つ児童生徒、ヤングケアラーの児童生徒等の事例を取り上げ養護教諭に求められている役割を考えます。
(講義内容は、昨年とほぼ同じです)
この科目は、養護に関する科目のうち「学校保健」に対応します。

④健康教育学特論  講師:戸部 秀之

基本的生活習慣の乱れ、性に関する諸問題、ICTの活用に関わる健康問題など、近年の児童生徒の健康課題は多岐にわたっています。また、感染症対策では、手洗いやソーシャルディスタンスの確保など、感染防止の行動が求められています。このように、児童生徒の健康課題を解決するためには健康によい生活行動を形成するとともに、健康にとってマイナスな行動の変容を図る必要があります。そこで本講義では、学校における保健教育に行動科学や健康行動理論を活用し、よりよく児童生徒の行動変容を引き出すための考え方と実践例について解説します。
(講義内容は、昨年と同じです)
この科目は、養護に関する科目のうち「学校保健」に対応します。



日程等

【専修免許取得用】 募集定員:科目毎100名、先着順です

科目名 開講期間等
①保健教育学
特論
オンデマンド
8月24日(木)~ 9月24日(日)
※テキストをご準備いただきます。
②教育生理学
特論
オンデマンド
8月24日(木)~ 9月24日(日)
③養護教育学
特論
オンデマンド
12月1日(金)~12月30日(土)
④健康教育学
特論
オンデマンド
12月1日(金)~12月30日(土)
※テキストをご準備いただきます。

※各開講期間内において利用(視聴)時間帯の制限はありませんが、科目によっては、講義の一部で視聴期間が設けられている場合があります。各科目のオリエンテーションで案内がありますので、開講期間になりましたら、早めにご確認ください。


受講料

1科目につき 7,600円

※振込手数料は受講者様にご負担いただきます


テキストについて

①保健教育学特論では、下記のテキストを使用します。
視聴開始前までに、各自でご準備ください。 テキスト代は受講料に含まれません)

「保健授業の挑戦 ーー学びの創造とデザインーー」
七木田文彦 著、大修館書店、2021年4月発行、定価(本体1800円+税)
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②教育生理学特論では、予めご用意いただくテキストはございません。
ーーーーーーーーー

③養護教育学特論では、予めご用意いただくテキストはございません。
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④健康教育学特論では、下記のテキストを使用します。
視聴開始前までに、各自でご準備ください。 (テキスト代は受講料に含まれません)

「児童・生徒の心に響く 行動科学を生かした保健の授業づくり(改訂版)」
戸部秀之・齋藤久美 著 、少年写真新聞社、20203月発行、定価(本体2,000円+税)


単位認定基準・評価方法について

1)出席時間数が規定※を満たしていること
※出席時間数が規定を満たすためには、講義①~⑮のうち、12コマ以上の講義に出席する必要があります。(下記、時間割参照)

2)レポートを提出すること。

上記要件をもとに総合判断し、成績審査に合格しますと、各科目1単位が認定されます。



時間割
オンデマンド型
「①保健教育学特論」「②教育生理学特論」
「③養護教育学特論」「④健康教育学特論」
オンデマンド:
オリエンテーション、講義①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮
※一回(コマ)あたり45分の授業とし、計15回(コマ)の講義となります
出欠の確認方法、レポート提出および講義の進め方等については、
オリエンテーションで説明があります。



学力に関する証明書の発行について

 学力に関する証明書の発行には、受講終了後(レポート締切日)から3ヵ月 を要します。
発行にあたり個別の対応はお受けできません。余裕をもって受講いただきますようお願いします。


 成績審査の結果については、合否関係書類(学力に関する証明書等)の発送をもってかえさせていただきます。