毎年6〜7月に研究室旅行を実施しています。1泊2日で埼玉大学の軽井沢荘（長野県軽井沢町）に行き、研究発表会を開催します。その後は軽井沢荘でBBQパーティーを開き、近くの温泉へ出かけます。テニスなどスポーツを取り入れたり、軽井沢周辺の観光名所に出かけたりします。
写真は2019年に軽井沢で行ったテニス大会の一コマです。

頭脳循環プログラムの一環として、神保晴彦君（博士後期課程1年）がカリフォルニア大学バークレー校のKrishna Niyogi教授の研究室に1年半派遣されました。葉緑体と核ではそれぞれ独立して遺伝子が発現しますが、一部の遺伝子の発現は葉緑体と核の間で互いに制御されています。緑藻クラミドモナスを使って、葉緑体と核における遺伝子発現のクロストークに関する研究を行いました。

世界環流プログラムの一環として、米山 拓君（学部4年）がハンガリーのセゲドにある生物科学研究所のZoltán Gombos教授の研究室を訪問しました。

世界環流プログラムの一環として、Zoltán Gombos教授とともに環境応答研究室を訪れました。

世界環流プログラムの一環として、濱口卓也君（学部4年）がフィンランドのトゥルク大学のEva-Mari Aro教授の研究室を訪問しました。Aro教授をはじめ研究室のメンバーが非常に気さくであったため、すぐに研究室になじむことができ、充実した研究生活を送ることができました。週末には観光地に案内して頂き、短い期間でしたが研究室の方と非常に仲良くなることができました。この経験を通して、フィンランドの人の温かさを感じることができました。また、英語でコミュニケーションをとることの難しさを体験し、英語の学習の必要性を改めて感じました。

2010年3月に、フィンランドのトゥルク大学に世界環流プログラムの一環として、井上修平君（学部4年）が派遣されました。光合成研究では屈指のEva-Mari Aro教授の研究室を見学したり、ヨーロッパ中の学生が集うパーティーに出席したりするなど、学部学生にして世界というスケールを目の当たりにしました。この経験を通して、自分の意見を述べることの大切さや英会話の必要性に気付くなど、短い滞在期間にも関わらず大きな収穫を得て帰国しました。初めての海外がこの環流プログラムによって研究者としてかけがえのない素晴らしい体験になりました。