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埼玉大学
理学部 分子生物学科
大学院理工学研究科 生命科学専攻分子生物学プログラム(PG)

入試

大学入試

アドミッションポリシー

分子生物学は、生命の仕組みを分子のレベルで解明しようとする学問分野です。化学の立場から生物を構成する物質の構造と機能を研究する生化学と密接に関連しており、医学・薬学・農学・バイオテクノロジ-など他の学問分野を展開するための重要な基盤となっています。「ヒューマンゲノム」や「イネゲノム」など、今や多くの生物の全遺伝子情報(ゲノム情報) がプロジェクトとして次々に明らかにされる時代となりました。分子生物学科では、ポストゲノム時代の課題として、植物や細菌のゲノム情報を基に、新規遺伝子の遺伝学的探索や機能未知遺伝子の機能解析、ゲノム全体の網羅的解析など、分子遺伝学・生化学に加えて情報科学を活用した研究を進めています。

分子生物学科は、生命の仕組みに興味を持ち、生命の不思議さを探究したいという強い意欲をもつ学生を求めています。そのため、大学入学共通テストの6教科8科目に加えて、学校推薦型選抜や個別試験前期日程では、面接によって生物学を中心とした自然科学の内容についての知識、理解力、論理的思考力、表現力等を総合的に判定します。ポストゲノム時代の分子生物学を新たに展開するには、生化学・生物物理学・情報生物学など化学・物理・数学に基づく専門分野の知識が重要で、これには基礎的な自然科学全般の学力が必要となります。

分子生物学科は、意欲ある学生の皆さんを迎え、お互いに刺激しあう活気のある勉学環境で、皆さんの個性と才能を大きく伸ばすことをめざしています。

埼玉大学理学部のアドミッションポリシーに関しては、以下のサイトをご参照下さい。

https://www.saitama-u.ac.jp/sci/examinee/

入試情報

大学説明会・オープンキャンパス

理学部サイトをご参照ください。

出願期間

学校推薦型選抜:令和7年11月4日(火)~11月7日(金)
前期・後期日程:令和8年1月26日(月)~2月4日(水)

入試日程

学校推薦型選抜:令和7年11月15日(土) 面接 (分子生物学や自然科学一般に関する口頭試問を含む)
前期日程:令和8年2月26日(木) 面接 (分子生物学や自然科学一般に関する口頭試問を含む)
後期日程:令和8年3月12日(木) 数学および理科(物理・化学・生物より1教科選択)の筆記試験

募集人員:学校推薦型選抜5名、前期25名、後期10名

詳しくは、埼玉大学の「入試情報 」のページをご覧ください。

大学院入試

理工学研究科博士前期課程(修士課程)生命科学専攻分子生物学プログラム (PG)は、分子生物学科教員、理化学研究所と産業総合研究所の連携教授で構成されています。2年間の学習(講義、演習、特別研究を含む)の後に、修士論文を発表することにより修士の学位を取得することができます。

博士後期課程では、分子生物学科の教員は理工学専攻生命科学コースの一部を構成しています。3年間の主に研究を中心とした学習ののち、博士論文を発表し、博士(学術または理学)を取得することができます。

アドミッションポリシー

博士前期課程分子生物学プログラム (PG) の求める入学者像

  1. 微生物および植物、ヒト培養細胞などを研究材料に、生命の基本的なしくみと生理現象を遺伝子レベルで解明することに興味を持ち、将来、研究者や、生命・環境・生活などの分野で専門職業人をめざす人
  2. 生命科学分野の専門知識を身につけ、社会における自らの役割を認識し、誠実、勤勉に自己研鑽により、より高度な人格形成をめざす人

博士後期課程生命科学コースの求める入学者像

化学、物理学、数学、生化学、分子生物学、細胞生物学、ゲノム解析学、脳科学およびその他さまざまな生物科学分野のいずれかのバックグラウンドを持ち、生命現象を支配する合理的な原理・原則や、生物社会・環境の維持に必要な共存、共生の考え方に共感し、次の何れかをめざす人

  1. 生命科学分野で、将来、大学や高等教育機関の教育者や研究者をめざす人
  2. 生命科学の知識を生かし、将来、公的機関、会社、学術組織あるいは非営利の活動組織で社会貢献をめざす人
  3. 生命科学関連のバイオテクノロジーを習得し、生命、環境分野での新たな産業技術の創出をめざす人

入試情報

大学院入試説明会

令和7年5月24日(土)13時半から、理学部3号館2階11番教室にて開催します(ポスター)。
生命科学関連の大学院に進学を考えている大学生、社会人ほか、博士課程入学希望者も歓迎いたします。

理学部3号館までの交通に関してはこちらをご覧ください。

入学試験

理工学研究科・生命科学専攻・分子生物学PG 博士前期課程 令和8年4月入学・令和7年秋期入学

以下は博士前期課程(修士課程)学生募集の概要です。詳細は募集要項を参照して下さい

出願期間
令和7年6月2日(月)~6日(金)受付時間は、9時から16時まで。
書類提出先:〒338-8570  さいたま市桜区下大久保255  埼玉大学大学院理工学研究科支援室理工研係

募集定員
(合計27名)
口述試験 15名程度 
筆記試験 12名程度
希望する指導教員と出願前に十分に相談し出願してください。 相談がない場合には、基本的に受け入れられません。

試験実施日
口述試験:
令和7年7月12日 (土) 9:00
配点(800点満点)  
口述試験(600点)
英語*(200点)

*「英語」の評価はTOEIC L&R (IPを含む) またはTOEFL (PBT、iBT、ITP) 、IELTSの成績を用いて行う。 本学への成績提出日の4年前より成績提出日までに実施された試験の成績を有効とする。受験生はTOEICの成績 (公式認定書またはスコアレポートの原本とそのコピー1部) またはTOEFLの成績 (受験者用控えスコア票 (Examinee Score Report)の原本およびそのコピー1部) を出願時または学力検査時に提出すること。原本は面接後返却する。TOEICまたはTOEFL、IELTSの成績は、英語200点満点に換算して評価する。

筆記試験:
令和7年8月21日 (木) 10:00〜 専門科目試験
専門科目の筆記試験に続けて、面接試験のための資料として、卒業研究や現在興味を持っている研究テーマなどについて、30分間で記述させる。
令和7年8月22日 (金) 10:00〜 面接試験
配点(800点満点) 
専門科目(500点) 
面接試験(100点)
英語*(200点)

*「英語」の評価はTOEIC L&R (IPを含む) またはTOEFL (PBT、iBT、ITP) 、IELTSの成績を用いて行う。 本学への成績提出日の4年前より成績提出日までに実施された試験の成績を有効とする。受験生はTOEICの成績 (公式認定書またはスコアレポートの原本とそのコピー1部) またはTOEFLの成績 (受験者用控えスコア票 (Examinee Score Report)の原本およびそのコピー1部) を出願時または学力検査時に提出すること。原本は面接後返却する。TOEICまたはTOEFL、IELTSの成績は、英語200点満点に換算して評価する。

理工学研究科・理工学専攻・生命科学コース 博士後期課程 令和8年4月入学・令和7年10月入学 

以下は博士後期課程(博士課程)学生募集の概要です。詳細は募集要項を参照して下さい

出願期間
令和7年6月23日(月)~6月27日(金)受付時間は、9時から16時まで。
書類提出先:〒338-8570  さいたま市桜区下大久保255  埼玉大学大学院理工学研究科支援室理工研係
希望する指導教員と出願前に十分に相談し出願してください。 相談がない場合には、基本的に受け入れられません。

試験実施日
筆記試験:令和7年8月21日 (木) 10:00〜
口述試験:令和7年8月23日 (金) 時間については後日連絡

配点(300点満点)
筆記試験(英語)*(100点)
口述試験(200点)

*筆記試験は、英語について行う(外国人留学生にあたっては日本語を含む場合がある)。英語能力の評価についてはコース独自の試験あるいは外部試験の結果により行い、受験者がどちらを受験するかはコースで判断する。外部試験はTOEIC、TOEFLまたはIELTSを対象とする(スコアの有効期限は設けない)。