科学技術の社会実装教育エコシステム拠点形成事業

  1. HOME
  2. 参加大学
  3. 国立大学法人 名古屋工業大学
 名古屋工業大学は1905年に前身の名古屋工業高等学校創設以来、中京地域の産業とともにほとんどすべての工業分野にわたる教育を進めてきた国立大学です。名古屋市の中央に位置し、美しい鶴舞公園が隣接するキャンパスで学生約6,000名が学んでいます。
 「ものづくり、ひとづくり、未来づくり」を理念目標に掲げ、地域ものづくり産業との密接な連携の下、世界に通用する技術を持った実践的工学エリートの育成の育成を行っています。産業界との強い連携関係に加え、「工学のイノベーションハブ」として国内外の研究機関との連携も強化してきています。
 産業界との議論を経て、平成28年度に学部と大学院の一体改革を行いました。この中で、新しい産業を牽引するため技術の深化でこれからの技術革新をリードする人材に加え、新しい価値を作り出す価値創造型の人材を育成するため、学部と博士前期課程を接続する創造工学教育課程を構想し、その学部段階の改革を進めています。

価値創造型人材育成のための産学連携型学部・大学院連結プログラムの構築

クリックでスライドを表示

 本事業の目的は本学が分野横断型で価値創造的人材を育成するために設置した創造工学教育課程に大学院段階のカリキュラムを構築し,それによって産業界から人材や課題,また助言を提供いただくなど産業界から工学教育への関与を強くし,課題及び人材の循環を創造課程において構築し,工学教育と技術・産業の循環へのモデルを示すことです。
 本事業では名古屋工業大学が名工大版理工系人材育成戦略の下,第3期の最重要計画として進行中の学部・大学院連結型カリキュラムによる価値創造型人材の育成について,既に構築した工学部創造工学教育課程を発展させ,大学院段階の設置を目指し,大学院カリキュラムを構築します。
 教育内容の構築においては、産学連携による教育内容の強化,実践的研究インターンシッププログラムの充実,数理データサイエンス教育・PBL教育の充実を含む工学コアカリキュラムの強化を行います。
 また,本学の教育戦略を策定するため設置した産業界、官界の有識者から構成される産学官教育連携会議において本学の人材育成と創造課程の実施状況、並びに本事業で推進する教育事業について評価を受け、これらの意見を参考に教員体制に反映させます。

取り組み詳細

POINT1創造工学教育課程の6年間の価値創造型人材の育成

 産学で教育を推進する産学教育連携体制の構築するため、創造課程のカリキュラムにおかれた、学習計画策定のためのグループワーク形式の授業、PBL演習、大学院において進めるワークショップ型授業等において、産業界における技術への期待を理解し、技術者としての社会的・倫理的側面への理解を深めるため、産業界と連携して進めるための体制を整備します。
 工学コアカリキュラムを構築にあたって、大学院版名工大工学コアカリキュラムを策定するとともに、数理情報教育、工学デザイン科目を充実させるため、検討を進めます。
 研究インターンシップを実施にあたって、派遣先の開拓、募集プログラムの構築、教育資源の整備について、産学教育連携体制を活用して整備します。

関連サイト

連絡先

メール
gakumu-kikaku@adm.nitech.ac.jp
住所
〒466-8555 愛知県名古屋市御器所町
TEL
052-735-5069