工系の豊かなイメージと多様な未来を!
の国・理工系進路選択エンカレッジプログラム

出前授業

【2024年1月29日】「川越女子高等学校 出前授業」 を実施しました

テーマ:脳の性差ができる仕組み ー性の多様性を考えるー

塚原教授が同校を訪問し、高校生37 名(1 年生21 名、2 年生15 名、3年生1 名)を対象に実験室で授業を行いました。
授業は、動物の脳の性が生じる仕組みの解説、ヒトの脳の性差に関する研究知見の紹介、と進み、こころの性とその多様性について生命科学の視点で
何が言えるのか、詳しく説明がなされました。生徒の皆さんは、授業後個別に質問するなど興味関心をもって参加していました。
授業終了後の情報交換会は、理科教員3 名と塚原教授および本学ダイバーシティ教員で、埼玉大学のWISE-P やその取り組み等ついての意見交換が行われました。

生徒の感想:
・ 素敵なご講義ありがとうございます。今回の講義を受けて、脳における性差とそれが及ぼす影響について深く知ることができました。
・ 今の話題が多くすごく面白いお話でした。次の機会があればまた聞いてみたいです。
・ 性の多様性について、男女2 つで定義することが出来ない理由がわかりました。性自認や性的指向を脳が司っていることがわかりました。まだそうとは言い切れない部分が多いことも、今後の研究で明らかになっていくと思うともっと知っていきたいと思いました。
・ 元々埼玉大学の生体制御学部に興味があったので今日のお話が聞けて嬉しかったです。
・ 私は生物が好きで理系の生物に関連する大学に進学したいと思っていたので今回埼玉大学の生体制御学科の教授の講義を受けさせて頂き、具体的にどのような実験をしているのかという事を知ることが出来ました。
・ 特に今世間で話題になっているLGBTQA+ ということで、より身近な事として学ぶことができました。その中でも、空間認識について実際に試すことができたのが楽しかったです。