【12月15日 星野学園 星野高校】出前授業を実施しました
【授業日】2023年12月15日
【内容】
第一部
担当教員 瀬山 紀子 テーマ 「多様な誰もが安心して学び、働き、活躍できる社会へ」
第二部
担当教員 内村 太郎 テーマ 「砂時計のサイエンス(粒状体の力学と地盤工学)」
担当教員 長谷川 靖洋 テーマ 「宝石, 結晶, 科学, 国際」
3名の講師が同校を訪問し、高校1~2年生までの希望者30名を対象に、第一部と第二部に分けて授業を行いました。
第一部では、瀬山准教授が、「多様な誰もが安心して学び、働き、活躍できる社会へ」というテーマで、主に日本での理工系分野の研究者に占める女性比率の少なさと、その背景について考えるミニ講義を行うと同時に、本学の2名の講師とアシスタント学生も交えて、様々な担い手が活躍できる未来と、多様なキャリアを拓いていくためにできることを、生徒の皆さんの質問に応えながら考える時間を持ちました。
第二部の授業は、生徒の希望に沿ったクラスに分かれて行いました。内村教授の授業では、砂(粒状体)を使った実験と現象を通じて、固体、液体、気体のどれとも違う性質を紹介し、同じく粒状体でできた地盤の特性と、社会とのかかわりについて説明しました。長谷川准教授のクラスでは、大学で学ぶ意味合いを知るため大学教育と就職について説明し、宝石、結晶などの科学を通じて日本から世界へはばたく方法について講義しました。
授業後は、進路指導部長、理科教員と埼玉大学関係者と女子生徒の理工系のキャリア形成について情報交換会を行いました。
【生徒の感想】
・現役大学生の進路について大まかに知る事ができたことです。とても勉強になりました。
・理系志望だが、文系の職業に就きたいと思っていたので、今日来ていた生徒の方が自分と同じ境遇の人で、自分の進路選択に自信を持つことができたので良かったです。
・進路に迷っているところだったので、参考になりました。学生の実体験が聴けたのがよかったです。