【2月15日】「県立浦和第一女子高等学校」出前授業を実施しました
【授業日】2023年2月15日
【内容】 綿貫 啓一 教授 「デジタル技術とものづくり技能伝承」
綿貫教授が同校を訪問し、SSH16名を対象に授業を行いました。
授業では、先生のヒューマンインターフェイス研究室が意識せずに安全・安心・快適でエコな空間を実現するための先進的なインターフェイス技術の研究を行っていること、そして非常に幅広い分野で研究の成果が生かされていることを説明しました。また、川口の鋳物産業を例として、職人の高齢化問題から技能の伝承が困難になってきた中で開発された熟練技能伝承システムをあげ、ものづくり技術伝承および人材育成におけるAI/IoT/VR/HMI技術とバーチャルリアリティーの産業応用、HMI/BMI技術に関してお話をしました。
バーチャルトレーニングと脳賦活活動評価、OJTとの融合、AI技術を活用したトレーニングをすることで技能の伝承が可能になるという非常に興味深いお話に、生徒の皆さんは大変意欲的に参加されていました。工学が様々な分野で応用され、人々のQOLを向上させるために活用されているということを知るよい機会となったのではないでしょうか。授業後には生徒から多くの質問が出て、活発な意見交換が行われました。
情報交換会は、担当の大沢先生と綿貫教授で、意見交換が行われました。
【生徒の感想】
・工学と聞くと、ロボットや機械中心の研究だと思っていたけど、想像以上に研究が幅広くて、面白そうだな思いました。
・将来つきたいと思っている職業に工学が関係しているため、とても興味深かった。
・自分が気になっている分野も、このような工学が関わっていると知れて自分の進路がより、広がったように感じます。面白い講義でした。ありがとうございました。