理科教育学資料 目次
これから理科教育学を学ぶ学生や小中学校で理科教育に携わる方々に役立てていただくことを目的とし、当研究室で作成した理科教育学に関する資料を公開しております。
こちらで公開している資料は学校の授業教材としての活用も可能です。
詳しくは『資料のご利用について』をご覧ください。
資料1:理科教育の主な用語と参考文献の紹介
理科教育において主要な用語「構成主義学習論」、「現代的科学観」、「理論負荷性」、「最近接領域(ZPD)」等について研究室の学生達が説明しています。
資料2:理科教育学用語解説集
上記主要用語の他、理科教育を学ぶ上で必要と考えられる用語について研究室の学生達が説明しています。用語の詳細については参考文献をご覧ください。
資料3:電子植物図鑑(さいたま市の植物図鑑)
(※電子植物図鑑は別ウィンドウで開きます。)
- 概要
- 身近な植物を花・茎・葉などの形状によって分類した中学生対象の植物図鑑です。植物の特徴を捉えやすいように図鑑には身近な植物を主に収録しています。
中学校学習指導要領の「植物の観察」において、植物の体のつくりの特徴から分類することを見いだせるように、花・茎・葉の部位の図を用いて形状や色などから植物を絞り込むことができます。
双子葉類と単子葉類という分類のほか、花の色、花びらの数、葉の形状、葉のつき方、生育形態といった分類を行い、植物分類方法のヒントとなる資料となっています。
理科学習における植物観察や植物検索の参考資料としてご活用ください。
- 製作者
- 平成21年度卒業生 山岸勘人氏
- 研究題目
- 「電子植物図鑑の開発と電子植物図鑑を活用することが分類する能力に与える有効性についての研究」
- 目的
- 開発した電子植物図鑑を中学生の植物分類単元で用いることが植物を分類する能力の育成に有効であるかを検証する。
- 資料の特徴
- [特徴][索引]から調べ、植物の写真と詳しい説明をご覧いただけます。
資料4:春の校庭に見られる植物 (PDF形式 15.5MB)
- 概要
- さいたま市内の小学校で春(4〜5月)に生息する植物を調査し製作した資料です。
植物が生息している場所の様子が分かる画像、花の拡大画像、採取した植物の現物スキャニング画像を閲覧する事ができます。
採取植物のスキャニング画像は植物の基本構造である根・茎・葉の様子がよく分かるので、植物の体のつくりを学ぶ際にも利用できる資料となっています。
また、この資料と同様に学校周辺の植物を採取し植物図鑑で名前を調べて自分達だけの図鑑を作ることで、普段は道端の雑草として何気なく見ている植物にも様々な種類があることを知り、身近な自然環境を再認識するきっかけを作ることが出来ると考えています。
理科学習における植物観察や植物検索の参考資料としてご活用ください。
調査時期:4〜5月
調査場所:埼玉大学附属小学校及び埼玉大学構内
調査植物数:全49種(被子植物47種、シダ植物2種) - 製作者
- 平成20年度卒業生 相澤桃子氏
- 研究題目
- 「分類の基準となる特性を見つけるための指導方法の研究
−植物の学習を事例に−」 - 目的
- 身近な植物の分類を事例に、小学生を対象として、理科学習における分類の基準となる特性を見つけるための指導法を検討し、その効果を調べる。