装置紹介

本プロジェクトが使用している3Dプリンターの紹介をします。

N1 (Raise3D N-series)
N1は、熱溶解積層法の課題である造形精度に優れており、比較的高精度かつ安価に出力するのに適した3Dプリンターです。

本プロジェクトでは、より幅広い業務への対応を目指し、2017年にN1を新規導入しました。

汎用樹脂を使用して、安定した高精度造形が可能となりましたが、熱溶解積層法で出力しているため、断層跡と熱収縮はある程度生じます。より高精度での造形が必要な場合は、下記の光造形方式の3Dプリンターの使用を提案させていただきます。

また、N1は汎用樹脂の他、UP boxでは使用不可であった耐溶剤性フィラメントやゴム状フィラメントの出力も可能となります。耐溶剤性フィラメントの紹介記事をこちらで掲載しておりますので、よろしければご覧ください。

<N1の仕様>
・造形可能サイズ:~205 × 205 × 205 (mm)
・最小積層ピッチ:10 μm
・出力材料:ABS樹脂、PLA樹脂、耐溶剤性樹脂、ゴム状樹脂など
・材料費用:1 g あたり10円程度 (汎用樹脂を使用した場合)
 ※特殊フィラメント使用の場合は材料費が異なります